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手すり②

こんにちは、藤村です。
今回も前回に引き続き、「手すり」のお話です。

今回は様々な用途に応じた手すりをご紹介していきたい
と思います。

私達がよく目にするのは握りやすい円形の手すりですが、
板のような形をした平型の手すりもあります。
これは関節リウマチなど手指の巧緻性が低下し、
関節をうまく曲げられない方に優しい手すりです。


なお、手すりは大きく分けて2パターンあります。

■ハンドレール:廊下・階段など手を滑らせて歩行時に使用するタイプ。
          手をのせた時に安定感が得られます。(直径:32~36mm)

■グラブバー:立ち座り時に、しっかりとつかまって使用するタイプ。
         少し細身でしっかりと握りやすく(直径:28~32㎜)
         玄関や浴室・トイレで使用。

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 【↑Ⅰ型手すり】   【↑L型手すり:浴室やトイレでよく使用されます。】

その他、可動式手すりやアプローチに
取り付ける手すりなど…多様です。


人間は誰でも必ず年をとり、老化が進みます。
老化が進み、足腰が弱ると、どうしても前屈動作が多くなります。
では、便座から立ち上がる場合はどうでしょう?
前屈姿勢で立ち上がろうとするため、トイレの手すりの位置は…
便器の先端から前方に遠い位置にあった方が
実はつかまりやすいのです。

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【↑前屈姿勢の為、より前方にある手すりがつかまりやすい】

なお、手すりを設置する事で、利用する本人にとって
生活動作がしやすくなるだけでなく、今まで介助で
付き添ってきたご家族の負担が軽減されるという効果も得られます。

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2006年12月14日 13:50に投稿されたエントリーのページです。

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