金曜日担当のきんちゃんです。
本日は地盤の話です。家を建てる場所(土地)が決まった!
さあ建てよう!の前に、その土地がどのような地盤の土地なのか
を調べるのが「地盤調査」です。
充分に地盤の状態を調べずに家を建ててしまい、将来家が傾く、
沈むなどの状態になったら大変です。そんなことにならないために、
「地盤調査」は家を建てる前に是非行ってください。
現在、戸建住宅の場合に一般的に行われているのが
「スウェーデン式サウンディング試験」での「地盤調査」です。
「スウェーデン式サウンディング試験」は、北欧のスウェーデン
国有鉄道が不良路盤の実態調査として採用した調査方法で
1954年頃わが国の建設省が堤防の地盤調査として導入し、
76年にはJIS規格に制定されました。現在では「地盤調査」の
ほとんどがこの試験によって実施されています。
具体的には、鉄の棒の先にスクリューポイントを取り付け、
それを地面に垂直に突き立て、おもりを乗せて棒が沈んで行く
様子を観察して記録して行きます。
基本的に敷地内の3箇所以上で測定を行います。
試験機はこのような形をしています。
ハウスメーカーとの契約では、この「地盤調査」は絶対条件となっています。
その結果によっては、地盤改良などが必要となり工事費の変更などもあります。
しかし、安心して住むためには必要なことなので、調査結果を踏まえて充分な
打合せをして家づくりのステップを進めてください。