こんにちは、だぶるです。
今回はこのような題名でお贈りしたいと思います。
大惨事として有名な『関東大震災』ですが、
現在は『阪神淡路大震災』に取って代わられたようなイメージがあります。
【○○ホームは阪神淡路と同等の地震が何回きても壊れません】
こんな例えられ方が主流となってきています。
それはなぜでしょう?
答えは、簡単、
地震の大きさがまったく違うからです。
『関東大震災』は地動加速度が300~400ガル程度と言われていますが、
『阪神淡路大震災』は800ガルを記録しています。
現在の基準でいえば、
『震度6程度』 と 『震度7』
その差は歴然なのです。
ではなぜ、関東大震災がここまで人々の記憶に残る大地震として、
定着してしまったのでしょうか?
様々な理由が挙げられますが、
東京の地震の被害は揺れによる倒壊というより、
むしろ、二次災害の火事による全焼の方が大きく、
東京の70%の家屋が焼失したという調査結果が出ています。
つまり、この「火災による被害」と「地震による被害」が混同され、
いつしか東京での400ガルの地震が大地震として定着したのではないか?
という見方があるようです。
地震に強いのは当然のこととして、
隣地の倒壊や火災(もらい火)にも強い家にしたいですね。