2007年02月 アーカイブ

2007年02月23日

玄関段差①

こんにちは、藤村です。

今回は玄関の段差についてのご紹介です。

玄関でまず目に付く段差といえば、上がりがまちでしょう。
この上がりがまちの段差は、18cm以下がよいと推奨されていて
(『長寿社会対応住宅指針』より)最近の住宅ではこの水準が
守られているそうです。


ただ、古い戸建住宅では上がりがまちの高さが
30cmほどもあり、やや高めです。
この場合、見たことのある方もいらっしゃると思いますが、
「式台」と呼ばれる台で段差幅を分割します。
式台は階段のようにして昇降して使用するのが一般的ですが
玄関の広さによって使い方がかわってきます。

狭い場合は、土間と式台の仕上げ材を統一して式台の上で
靴の着脱をします。

広い場合は、屋内床と式台の仕上げ材を同じにして
土間部分で靴の着脱をします。

※土間=地面と同様に土足で使う部分


なお、式台の奥行幅は余裕をもたせて40cm以上とされていますが、
足が不自由な人は、二足一段昇降(一段ずつ両足をそろえて
昇降)となるため奥行幅を50cm以上確保します。

2007年02月24日

住宅のガラスのいろいろ

こんにちは。
金曜日担当のきんちゃんです。
(本日は土曜日ですが・・・。)

季節も段々、春に近づいてきましたね。

さて、今回は“住まいのガラス”についてお話をさせて頂きます。

この前、日本経済新聞 2007年2月17日付の朝刊にそのような内容の
記事が載っておりました。


住宅のガラスの種類といっても、大きく3つに分かれるという事です。

まずは、以前の戸建住宅のスタンダードともいえる“一枚ガラス”。
様々な場所で、ごく一般的に使われていました。

しかし、“一枚ガラス”には最大の欠点が…

それは暖房などの熱が、大量に窓から逃げてしまう事です。
データだとおよそ5割程、つまり半分外へ逃げてしまう計算になります。


CIMG0449.JPG  CIMG0453.JPG
【 ↑↑       結露し放題の窓ガラス(1枚ガラス)         ↑↑ 】


こんな状況だと、せっかく点けている暖房器具が、
非常にもったいなく感じてしまうのは私だけではないと思います。

最近では、ガラスやサッシ等の開発が進んでいて、
そこからなるべく熱を逃がさないような工夫がされています。

その代表的なものが“複層ガラス”です。
例えば、“1枚ガラス”の熱の逃げ方を100%とすると、
複層ガラスはその57%まで逃げるのを抑えてくれます。

なぜ複層ガラスにするだけで、
ここまで熱を逃がさないようにできたのでしょうか?

秘密は、ガラスとガラスのすき間にあります。
一般的にすき間には、アルゴンガスなどの不活性ガスが
詰められています。

そのため、ガス層は熱を伝えにくいといいます。


その複層ガラスですが、
新築戸建住宅の約60%、集合住宅にも約35%を
超えるまでの普及率となっています。

更に、二重ガラスの内側表面に特殊な金属膜をつけた
“Low-E”ガラスも、価格は高いですが着実に普及し
始めています。

やはり、冬は暖気が逃げず、夏は外からの熱が入って
こないような仕組みになっております。


こうして追ってみますと、以前は水滴や熱が逃げて
しまうのが当たり前な感じがしましたが、最近では
多くの高機能なガラスが登場し、消費者のニーズに
対応しています。

住居の侵入を防ぐ、“防犯ガラス”が良い例です。

当社の提携ハウスメーカーにおきましても、各社が
優れた性能を兼ね備えた複層ガラスや“Low-E”が
サッシ等に利用されています。


普段はあまりスポットライトが当たらない
“住まいのガラス”ですが、
地球環境や室内環境に優しい“ガラス”は、
今も昔も、住宅の・生活には欠かせないものに
変わりはありません。

玄関段差②

こんにちは、藤村です。
今回は玄関で使用するスロープについて
お話したいと思います。

車いすを利用する方にとって、外出する際の
玄関段差は大きなバリアとなります。

そこで玄関で車いすを使用する場合、スロープを用いる方法が
ありますが、住居内の狭い玄関スペースでは急な斜面と
なってしまうため、玄関戸の敷居をまたいで、
玄関ポーチとの段差まで届くように設置すると実用的です。

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なお玄関内にスロープを設置したままですと、
共用する家族が玄関を使う際、邪魔になるため
可動式の簡易スロープを用います。
スロープを使用しないときは折りたたんで収納します。

簡易スロープは持ち運びを考慮したアルミ製のものが
多く普及しているようですが、購入する際にその重量から
負担なく運び出しができるかどうか実際に確かめてみると
よいそうです。

スロープの勾配や全長は、車いすを操作する人が
本人の場合(自走用車いす)と介助する人がいる場合(介助用車いす)
とで異なります。
また、これとあわせて段差の高さに応じて、勾配や全長は
変化します。
購入の際に目安表をチェックしたり、福祉用具専門相談員
に相談してみるとよいでしょう。

※福祉用具専門相談員
  高齢者や障害者が日常生活において
  便宜を図るのに用いる用具や機能訓練に用いる用具、
  舗装具等をそのニーズに適切に合うよう相談に応じる者。

2007年02月27日

今日のお出かけ in 松下電工ショールーム


こんにちは、だぶるです。


先日、汐留にある「松下電工のショールーム」にお邪魔をさせて頂きました。

毎回恒例のように外観写真を撮影し忘れていますが、
今回も例外なく忘れさせて頂きました・・・(笑)


お詫びに今回も中身を少しだけ、ご紹介させて頂きたいと思います。


パシャリ

20070220_014.jpg

重厚な雰囲気がしますね・・・
ここから別世界が広がっています。


20070220_001.jpg

今回はセレシスを含めて、
グループ会社の社員との合同研修会となりました。


20070220_016.jpg  20070220_024.jpg



『照明専門のフロア』 や 『バスルーム』 がキレイにディスプレイされていたりと、
かなり見ごたえのある場所となっておりますので、
ご興味のある方は、一度訪問されてみてはいかがでしょうか?
※アクセスはホームページをご覧下さい。



詳細については次回にご紹介予定となっております。
お楽しみに。

階段

こんにちは、藤村です。

本日は、階段についてです。
階段は日常生活のなかでよく使用する半面、
危険の多い場所でもあります。

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特に高齢のご家族と住まわれる場合、
なるべく居間や台所、寝室、トイレ・洗面所
・ 浴室等の生活空間を同一階に設けるのが望まれます。
(二世帯の場合ですと、1階が親世帯のケースが多く見られますね。)

最近は、一部の地域で敷地の狭小化から
住宅が多層化した場合や、1階が店舗や事務所のため
上階に住むという方もいらっしゃるようです。

やむをえず、上階に居室を設ける場合、
特に寝室とトイレとの間に階段の降り口が
ないよう注意する必要があります。

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【↑危険な間取りの例】

これは、就寝後トイレにたつ際に誤って階段から転落する
事故が実際に起きているためです。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

次回は階段を安全に利用するために
どんな工夫があるのかご紹介します。

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