こんにちは、藤村です。
本日は、段差解消機という装置について
ご紹介します。
こちらは名称のとおり、階段やスロープでの昇降が難しい
場合に使用され、人や車いすを乗せたテーブル台が
上下垂直に移動して段差の昇降を補助するはたらきを
します。
たとえば、住居内の玄関土間、掃きだし窓(⇒用語集)、
道路と敷地の高低差など屋内外で使用されます。
どのくらいの高さを垂直移動するのかといえば、
テーブル面の最低高さより、50~130cmほどの高さが
標準のようです。
また重量が100kgほどでしたら、積載はどの機種も可能だそうです。
用途にもよりますが、移動高さ・積載重量が大きくなるにつれて、
機種も大型のものとなり、設置に必要な面積も増加します。
動力は電動式と手動式がありますが、電動式は段差解消機を
利用する本人がスイッチ操作で高さを調節できるという
メリットがあります。
一方手動式は、ハンドルや足踏みペダルで介助者が操作するため、
労力の負担がかかります。
電動式は手動式のものに比べて高価ですが、
費やす労力を考えるとこちらの方が一般的に普及しているそうです。
次回は、電動式段差解消機についてご紹介します。