こんにちは、藤村です。
本日は、段差解消機の留意点についてです。
用途や使用場所は様々ですが、
段差解消機を屋外で使用する場合
気候や天候に影響されやすいため
その耐久性から防湿加工された段差解消機を選ぶようです。
また安全対策も重要なポイントとなります。
例えば、誤って小さなお子さんが電源のスイッチを入れてしまい
事故につながる危険性もあるので電源管理は特に気をつけたい
ところです。
(リモコンで電源管理できる機器もあるそうです。)
また前回もちょっとご紹介しましたが、(⇒こちら)
じゃばら状のシートで、駆動部分を覆う安全対策が
なされた機器もあります。
さらに昇降高度が高くなる場合は、転落防止を考え
手すりつきのものや、テーブル面を柵で覆うことも考えます。
なお、手すりや柵の取り外しができる可動式にすると
テーブル上での方向転換がしやすくなります。
最近では、車いすに対応したテーブル面が回転する
タイプのものもあるそうです。
特に車いすで移乗するときの向きと、降りるときの向きが異なる場合、
方向転換する際、非常に助かるのだとか。
また新築や増築する際に、その工事部分に段差解消機を
設置する場合は、建築確認申請の対象となるそうです。
既存の建物に後から設置する場合は例外ですが、
住居の一部としてみなされるようです。
家庭用の段差解消機以外にも
この段差昇降の機能を搭載した乗用車がありますが、
私の見たものは、リフトのような装置がついているもの
でした。
住居だけでなく、移動手段においても段差をクリアする
必要性のあることを実感しました。