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階段の安全性を保つための工夫

こんにちは、藤村です。
本日は、階段の安全性を保つための
工夫についてご紹介します。

階段は下りるときの方が、転落しやすく危険ですが、
上る場合でも、危険を伴います。
例えば、脚をあげる力が衰えた高齢者や、障害によって
脚を上げる力の弱い方は、通常の人よりも
段鼻部分につま先を引っ掛けやすく、転倒の危険があります。

この危険を回避するために、設けられたのが
蹴込み板(けこみいた)と呼ばれる板です。
なお蹴込み寸法は3㎝以下が良いとされています。


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「つまづき」もそうですが、「滑り」も同様に
注意しなければなりません。

そこで用いられるのが、『ノンスリップ』。
公共の建物では、金属製のものをよく見かけますが、
これはあまり適しません。
万が一の転落時に、金属などの堅い材料では
危険だからです。
住居内では、ゴム製のノンスリップを用いるのが
一般的だそうです。

nonsurip1.jpg


厚みのあるものを取り付けると
階段を下りるときにつまづきやすく、逆効果となるので
なるべく薄型にします。


ノンスリップを設置する代わりに
段鼻部分を削って、滑り止めとした階段もあります。

nonsurip3.jpg

また、視力の衰えを感じる方が暗がりで階段を使用する場合は
天井からの照明だけでなく、足元を照らす
「足元灯」を等間隔に設置するとよいそうです。

なお、階段付近の「手すり」については、
以前ご紹介したブログをご覧頂けばと思います。
(⇒ブログ『手すり』)

(補足) 
  階段幅は、75cm以上とすることが法律上定めらていますが、
  壁面からの手すりの突出が10cm以下の場合は、
  この階段幅の算定時に考慮は不要だそうです。


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2007年03月03日 14:17に投稿されたエントリーのページです。

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