こんにちは、藤村です。
今回は、ホームエレベーターについてです。
住居内で車いすを使用する場合はもちろん、
階段よりも安全性が高いため、広く一般家庭に
普及してきているようです。
ホームエレベーターの特徴として、
最大定員は3名とされ、床面積は1.1㎡以下。
最大積載荷重は200kgまで。
最高速度は、1分あたり30m以下とされています。
昇降行程(最下階床面から最上階床面までの高低差)は
10m以下で、これは4階建ての住居まで対応できる高さです。
ホームエレベーターは
間取りやスペースの問題、その使用目的などによって
規制がかかりますが、基準をクリアすれば設置は可能です。
例えば、ホームエレベーターはその名のとおり、
使用者を家族に限定しています。
その家に住む家族以外の人が直接利用できるような
配置は禁じられているのです。
さらに屋外から直接エレベーターを利用できるような
配置も禁じられています。
近年では、防音処置のなされたほとんど騒音のない
エレベーターもあります。
ただ、視覚に障害のある方にとっては、
聴覚を頼ることが多いため多少の「音」が必要です。
そこで、音声表示によって階数を案内したり、
フロアに到着すると音で知らせる機能を備えた
機種もあるそうです。
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次回は、階段昇降機についてご紹介します。