こんにちは、金曜日担当のきんちゃんです。
本日も宜しくお願いします。
今回は私たちが生活する上で、
重要な役割を担っている“トイレ”について、
少しお話をしたいと思います。
昔は母屋から離れて、汲み取り式であったトイレも、
現在では、水洗式が当たり前のようになっています。
仕様や中身については年々変化していきますが、
実はここ数年でトイレは劇的な変化を遂げています。
一般的にトイレといえば、水を貯めておくタンクと、
便器の組み合わせによって構成されています。
ところが近年登場しているのは、
タンク自体を無くしたコンパクトタイプのものです。
スペースにゆとりが生まれ、見た目にもかっこいい為に、
現在は非常に人気があるようです。
(タンク付きのトイレよりも約13~14cm奥行き寸法が減ります。)
【 画像は左から 「INAX」 「TOTO」 「松下電工」 】
また、このタンクレストイレは、
タンクを無くすことによって、コンパクト化が図れたと同時に、
タンクに水を貯められないことが「節水へ」と考え方を進化させました。
今からおよそ40年前、多いときに1回でなんと20Lの水が必要だったそうです。
それが徐々に少なくなっていき、現在では6Lが主流になっています。
水の使用量が6Lに抑えられた背景には、
便器の形状やタンクの排水口径などについて、長年の研究によって積み重ねられた結果が、
実を結んだといえます。
このようにして、トイレは人々が安心して快適に利用しやすいように、
日々進化、研究が続けられているのですね。
次回は“トイレ”の続編をお届け致します。
お楽しみに。