こんにちは、藤村です。
本日は寝室の配置についてご紹介します。
寝室は同居する家族が多く、それぞれ生活のリズムが
異なると、睡眠を妨げられたり、お互いデメリットが
生じるので、その配置を慎重に決めなければなりません。
特に高齢者は体力が落ち、体が弱ってくると
寝室で過ごす時間が多くなってきます。
さて、この場合の寝室の配置ですが、
面白いことに使用する本人の性格から
随分と間取りが変わってきます。
たとえば、さびしがりな方。
誰かと一緒にいるような雰囲気を望む性格の人は
家族のいる居間と隣接させた間取りが適しているようです。
戸も一工夫して、遮音性に優れた引き分け戸を用いると
騒音も防げる一方、家族とのコミュニケーションもとりやすい
そうです。
また、常に家族の付き添いが必要なケースも同様の
間取りが適しています。
これとは対称的に自分の時間を大切にしたい方や、
静かな環境を好む人は、家族との生活から少し距離を
置いた間取りにします。
なお、上階からの生活音にも気をつけなければなりません。
寝室の真上が部屋という間取りは避けた方がよいそうです。
どうしても、寝室の上階に部屋を設ける場合は、
足音の伝わりにくい床材を使用するなど工夫が必要です。
次回も、寝室についてご紹介します。