こんにちは、藤村です。
本日は、寝室のスペースに関するおはなしです。
ここでは、介護等の負担から寝室は洋室が望ましく、
布団を上げ下ろす負担のないベッドを基本に考えます。
また、電動でゆっくりと背もたれが動くギャッチベッドの
ように使用するベッドによって起き上がりが快適になれば、
寝たきりの防止にもつながります。
なお、寝室を和室にしたい場合は、将来的に洋室へ
変更できるよう床の高さをそろえておきます。
最近では、畳スペースを部屋の一部に設ける間取りも
あるそうです。
これは、部屋の広さにもよりますが、
2~3畳のスペースを床面から40~45cmほど高くし、
この部分をベッドのように使用したり、介助する人の
就寝スペースにしたり、来客がいすのように腰掛けたりと
いろいろな使い方ができます。
寝室の広さは1人で使用する場合は6~8畳、
車いすを使用する場合は最低8畳を確保します。
夫婦など2人で使用する場合は、8~12畳が
理想的な広さです。
次回は寝室の照明についてご紹介します。