こんにちは。金曜日を担当しております「きんちゃん」です。
早いもので3月を迎えました。3月といえば卒業のシーズンですね♪
なんだか、私にはとても寂しい月といった感じもします・・・
前回「すき間風対策」について、
物の気密性能を表す数値である “C値” の事をお話致しました。
実はもう一つ、“C値”と共に、住まう上において重要になってくるのが、
“Q値” というものです。
今回は、“Q値” の事を述べさせて頂きます。
“Q値”は、家の断熱効果を表す値とも言いましょうか、
どれだけ熱が室内から逃げているかが “Q値” で分かってしまうのです。
“Q値”はまたの名を「熱損失係数」とも言います。
それは、室内外の温度差が1℃の時、
家全体から1時間に床面積1㎡あたりに逃げ出す熱量の事です。
一般的な木造住宅では、3.5~5.0W/㎡Kくらい、
次世代省エネルギー基準では2.7W/㎡K以下となっています。
(関東の場合)
室内と室外の温度変化が激しいとき、熱(エネルギー)は、家のあらゆるところから
逃げてしまいます。
例えば壁や天井、窓などからです。
この状況を、なるべく抑えて、断熱効果を上げるために、
どのメーカーも熱が外に逃げないように、
次々と改良がされています。
グラスウールの何ミリがどうとか、
ロックウールの何ミリがどうだとか、
よく耳にしますよね?
いかにして暖かい、快適な住環境にするかが、
近年のハウスメーカー各社の課題なのです。
しかし、“Q値” を高くしようとも、
“C値” が低ければ、
隙間風の吹き込む 「寒い家」 になってしまいます。
その逆もまたしかりです。
“C値” “Q値” はお互いのバランスが大事なんですね。
“C値”(気密性) “Q値”(断熱性) が、
それぞれ重要な数値を表していることは分かりましたが、
それが規定値通りに施工できるかという管理体制も、
非常に重要です。
いいかげんな会社では、
せっかくの“C値” “Q値”も無駄になってしまいますので、
ハウスメーカー選びは非常に重要です。
皆様も良い住環境づくりのために、
各ハウスメーカーの比較を行ってみてはいかがでしょうか?
【すきま風対策 ~C値について~ はこちら。】
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