こんにちは、藤村です。
本日は、「建具」についてです。
建具はドアや戸、窓などの開口部の閉開可能部分
の総称を言います。
そこでこの建具で重要なのが、有効幅員。
特に車いすなどを使用されている方やその他、福祉用具を
用いて生活されている方にとって通行がスムーズにできるかは
住居内で非常に重要なポイントとなります。
建具の種類は大きく分けて
開き戸・引き戸・折れ戸の3種類。
開き戸は気密性・遮音性に優れ、施錠が簡単という
特色があります。
ただし、閉開時にドア付近にいる人に衝突するおそれや
風の強い日の開け閉めに影響が出ます。
またドアノブの操作が引き戸に比べて複雑で、
閉開のためのスペースが必要となります。
これに比べて引き戸の造りはシンプルです。
閉開のスペースは少なく、彫り込み型の把手に
軽く手を添えて戸の開け閉めを行いますが、
気密性と遮音性は十分とは言えません。
そして折れ戸。
その複雑な造りから他の建具に比べ、開閉動作に
面倒なところがあります。
また開き戸に比べ、遮音性・気密性の面ではやはり
不十分です。
用途にもよりますが、
安全性・使いやすさの面から建具を選ぶのなら
引き戸が最適なようです。
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