こんにちは、藤村です。
本日は、トイレに関するお話です。
トイレはスペースが他の部屋に比べて狭く
複雑な動作が多いため、使いやすさが重視されます。
特に高齢の方にとって、立ち上がったときの
姿勢はバランスを崩しやすく
また時には介助が必要となるので、スペースや設備等
いろいろ考える必要が出てきます。
さらにトイレは昼夜を問わず、使用する場所なので、
トイレまでの動線や周辺の環境も併せて考える必要があります。
さて、この場合のトイレの配置ですが、
以前寝室のところでも紹介しましたように、
なるべく寝室から近い場所にトイレを設ける
と良いそうです。
よくあるケースですが、
もし便利だからといって紙おむつを使用したり、
トイレでの排泄をしなくて済むような環境にしてしまうと、
移動を面倒くさがって足腰の衰えを早めてしまったり
寝たきりの進行を早めてしまうので、
高齢の方とお住まいの方は
非常に気をつけなければなりません。
次回は、トイレのスペースについてです。
(参考文献:
福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)
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