こんにちは、藤村です。
本日は、キッチンつながりで調理機器の寸法
についてご紹介したいと思います。
調理台やシンク、コンロは、おおむね市販されているもので
その高さが80cm、85cmの2種類になります。
ただ、これらが高齢者や障害を持つ人の使いやすい高さに
合わない場合、足元の台輪(だいわ)部分
(調理機器の下のほうにある収納部分の下にある10cmほどの下枠)
で高さの調整ができます。
なお、足が不自由で長時間の立ち作業が難しい場合は
「サポートバー」を取り付ける場合もあります。
これは、調理台に寄りかかって作業するのに
便利で楽です。
また、椅子に腰掛けて調理作業する場合は
膝を入れるスペースのついたものを選びます。
さらに、車いすに対応したものでは、下の図のような
形のものが適しているそうです。
特徴は、膝が入りやすいように
シンクが浅めにつくられているところです。
また、水栓金具は水がはねるのを防ぐために
泡沫水栓にします。
こうしてみてみると、その人の使いやすさによって
寸法や形が随分異なることに気づくと思います。
また、調理機器は利用する方自身が
ショールームへ行った際、実際に
使ってみて無理なく安全に使用できるかどうか
確かめてみてから検討してみることをお勧めします。
(参考文献:
福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)
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