こんにちは、藤村です。
本日はキッチンに関連して
電気コンロについてご紹介したいと思います。
電気コンロは、家事をする高齢者にとって、
火を使わずに調理できるので
その安全性から人気があるようです。
電気コンロの種類は大きく分けて2種類あります。
●電気調理器
鍋を置く天板の部分が加熱されるので、
調理後、鍋を下ろした後もしばらくは
余熱が残ってやけどをする場合があります。
メリットとしては、底が丸い形のものを除いて、
使用する鍋の種類を問わず使用できます。
●電磁調理器 (主にIHクッキングヒーター)
鍋自体を発熱させるので、スイッチを切った後は
余熱が残りません。
ただ、注意しなければならないのは、
専用の鍋を使用することと、その使用用途を
必ず守ることです。
例えば、こんな事故が実際に起こっています。
付属の専用天ぷら鍋で、炒め物を済ませようとして
加熱調理したケースです。
電磁調理器には、短時間で一気に加熱する「加熱キー」と
少しずつ温度を上げていく「揚げ物キー」があるそうですが、
揚げ物用の鍋で、「加熱キー」を使用してしまったため
少量の油の温度が一気に上昇して火災が発生してしまった
そうです。
思わぬところから火災事故につながる危険性があるので
うまく使い分けて安全に調理してほしいと思います。
電気コンロには、「五徳」という
突起がないので、鍋をそのまま滑らして移動するのが
安全にでき、また掃除が楽というメリットがあります。
次回は、キッチンのその他の設備について
ご紹介したいと思います。
(参考文献:
福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)
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