こんにちは、藤村です。
本日は、浴室の手すりについてご紹介します。
手すりは、その用途によって形状が異なります。
また、手すりを取り付ける場所もよく検討しなければなリません。
「縦手すり」は、浴室内に出入りするときに使ったり、
洗い場の立ち座り、さらに浴槽の出入時に用います。
「横手すり」は洗い場を移動する際に手を掛けて
使います。
横と縦を取り入れた「L字型手すり」は
浴槽内での姿勢の安定と浴槽からの立ち座りを
する際に使います。
▲L字型手すり
手すりの直径は、28~32mmくらいが握りやすく
力も入れやすいそうです。
また材質は、合成樹脂製のものや樹脂でコーティング
したもの、ステンレス製のものが浴室に適しています。
最近では、浴槽縁に直接はめ込む「簡易手すり」が
普及しているようですが、これは立位での
浴槽へのまたぎ越しや
浴槽内での体の安定性を保つのに便利です。
ただし、あくまでも「簡易」なのでこの手すりに
全体重を掛けると、はずれる危険性や
ベンチから浴槽への出入りの際に、邪魔に
なってしまうので、使用する本人や同居する家族
の使い勝手を確認することが必要です。
(参考文献:
福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)
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