こんにちは、だぶるです。
本日は 『階段の蹴上げと踏み面』 について、
お話をしたいと思います。
各々の必要最低限の寸法は上記の通りですが、
現在、建築基準法で記載されている寸法で建てられている家は、
実際のところほとんどないと思います。
実際に建築をするとすると、
【蹴上げ】が23cm
【踏み面】が15cm
となり、勾配3/2のかなりの急勾配になります。
どこかの文献にも載っていましたが、
例えば駅の階段は、
【蹴上げ】が16cm前後
【踏み面】が32cm前後
のようで、勾配1/2と緩やかになっていることが分かります。
ちなみに現在の住宅のおおよその寸法は、
【蹴上げ】が21.5cm前後
【踏み面】が22.5cm前後
となっており、勾配は1.9/2(約45度)です。
多少緩やかにはなっていますが、
住み易さ、過ごし易さを考えると、
もう少し緩い勾配が理想です。
階段の段数を1段増やしたり、
1坪の回り階段を1.25坪の回り階段にしたりと、
方法は如何様にでもありますので、
現在家づくりを計画されている方は、この機会に、
緩やかな勾配を検討してみてはいかがでしょうか?
【左から、三井ホームさん、積水ハウスさん、三洋ホームズさん、で建てられたお客様の写真】
セレシスへのお問い合わせはこちらまで。