こんにちは【タムタム】です。
前回から床材についてお話させて頂いております。
今回は世界三大銘木のひとつである 『チーク』 についてお話させて頂きます。
【チーク】 (クマツヅラ科チーク属)
世界三大銘木といえば チーク、マホガニー、ウォールナット が挙げられますが、そのうちチークは優良高級材として様々な用途に用いられます。チークの材質は堅く頑丈で、天然の油成分があるためニス、オイルといった手入れをしなくても耐久性に優れています。
私個人的にも好みなのですが、そのしっとりした質感はバリ雑貨(アジアン家具)を思い浮かべてしまいます。あの美しい光沢といい、あの安らぎ感はなんとも言えませんよね。
またチーク材は耐水性にも優れていることから船舶用材としても用いられており、クイーンエリザベス2世号のブリッジや内装に用いられているため、大変高価な木材と言えます。
チーク材の輸出元はミャンマー、インドネシアが占めており、例えばミャンマーでは伐採の量、地区及びサイズといった資源の保護を政府の徹底した管理の元に、環境に配慮した森林経営が行われています。また環境保護も考慮した上で運搬にはトラックを使わず象を使って運搬を行っています。
↓チークをさらに際立たせるオイルフィニッシュ。光沢と艶の演出が室内にいきいきとした表情を美しく織り成します。また、チークの色合いは年を重ねるごとにますます深まりさらに磨きがかかってきます。
(住友林業 『マイフォレスト』 より抜粋)
◆木材のおまけ◆
【ホンジュラスマホガニー】 (センダン科マホガニー属)
原産地での乱伐がすすんだため、現在では
全ての種がワシントン条約によって取引が制限されていており、
現在では入手が非常に困難となっています。
高級家具やギター用の木材として非常に人気があります。
いかがでしたか?
今回のお話も参考になりましたでしょうか?
次回は、【メイプル】 についてお話させていただきます。
(前回のオークについてはこちら)
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