こんにちは「タムタム」です。
今回は、『侵入窃盗の侵入口』 についてお話させて頂きます。
まずはこちらをご覧ください。
一戸建て住宅において、
被害で一番多いのが 【ガラス破り】 と言われています。
ガラス破りと聞くと、
音で気付くのではないかとみなさん思われがちですが、
最近では 「焼き破り」 「サムターン回し」 など様々な種類の割り方があるようで、
侵入犯は音もたてないで巧妙な手口で犯行に及びます。
◆サムターン回し
ドアに電気ドリルなどで穴を開けて、
室内側の開閉つまみを回して開ける方法。
特徴としては内側のドアロック用つまみを強引に回して侵入すため、
被害者は被害に気づかぬまま、相当な期間を経過する場合がある。
◆焼き破り
ライターやバーナーで熱した後、
水で冷却を行って割るため、まったく音がしない。
「サムターン回し」に比べ、
・高度な技術が要求されない
・犯行音が小さいため最近では主流
・ライターを持っていても怪しまれない
といった特徴があります。
次に該当するケースが
【無施錠】 の手口で、
「格子があるから窓の鍵はかけないで大丈夫」
「トイレとお風呂は換気の為、良く開けている」
と、油断される方もいるそうですが、
格子など簡単に外されては意味がないので、
みなさん油断のないようにしっかり戸締りを行って下さい。
一時期、世間を騒がせたピッキングの手口など、
それに合わせた商品や法律が誕生すると、
それと同時に別の犯行方法が新たに出てくるため、
決して犯人は手をゆるめることはありません。
有効な防犯対策としては、
『日頃の気の引き締め』 と、
『侵入に時間が掛かるように対策を練ること』 が重要です。
以上ですが、参考にしてみて下さい。
次回は犯人が侵入する理由をお話させて頂きたいと思います。