こんにちはタムタムです。
本日から数回に渡り、
『犯人が侵入する際のポイント(ターゲッティングポイント)』
について解説をしたいと思います。
本日は其の①として
【クレセントを外せばすぐに入れる家を狙う】
という点に注目しました。
実際、戸建住宅において窓にはクレセントしか
設置していないところがまだ多いようで、
アルミサッシの窓なら、ドライバーで割れば、
すぐにクレセントは開けることができるため、
侵入に10秒もかからないと言う報告が出ています。
実際泥棒が犯行において完全犯罪を願っていることは
言うまでもなく、「クレセント」(通称 『窓鍵』)は
ガラスを破られると外から簡単に開けられる点を考慮すると、
ガラスは子供でも石を投げれば簡単に割れる素材であるため、
この一番防犯上弱い場所に、
防犯上一番お粗末な鍵を使用している為に、
犯人の標的になってしまうのが現状です。
また網入りガラスは強く丈夫に思われますが、
これは地震・火災時において、
ガラスが飛散しないように備えて作られたものであるため、
決して防犯対策のものではありません。
ガラス破りにあっても簡単には解除できないタイプのクレセント(窓鍵)や
「補助ロック」を使用すると安全度はかなり高まります。
<警視庁資料>
次回は、『人目につき難い家だから』というポイントについてお話したいと思います。