こんにちはタムタムです。
今回も泥棒のターゲティングポイント其の⑤として
【ベランダに上がれそうな家を狙う】
という点についてお話させて頂きます。
(※其の① 「すぐに入れる家を狙う」 はこちら)
(※其の② 「人目につき難い家を狙う」 はこちら)
(※其の③ 「現金が置いてありそうな家を狙う」 はこちら)
(※其の④ 「油断をしている家を狙う」 はこちら)
ベランダは洗濯物や布団を干したり、ガーデンニングをしたり、
とても便利な場所です。
しかし、犯人から侵入経路として用いられることが多く、
意外にもその危険性はあまり知られていません。
人の目線は上に向きにくく、
全て壁で覆われているような 『見通しの悪い囲い』 は、
内側でしゃがめば外から気づかれにくくなるため、
泥棒の隠れ場所になります。
その為、ベランダの囲いは 『格子状のもの』 にするなど、
外からの見通しを良いものにする対策が必要です。
また、ベランダまでの侵入経路にも気を付けなければなりません。
例えば、カーポート(車庫の屋根)などを足場として、
バルコニーや2階の窓へ飛び移ることも可能になってしまいます。
カーポートを設置する場合には、
周囲から見通しのきく位置に設置して、
2階の足場にならないように注意して設置しましょう。
このことはベランダだけではなく、
『戸建などの家の塀』 にも当てはまります。
侵入を防ぐ為に塀を高くしたりすることは実は一概には正解とは言えず、
死角を少なくする為に 『低めの塀』 や 『格子状のフェンス』 など、
見通しのよいものを設置することが防犯上は有効です。
被害に遭うのを避けるためには、
泥棒の心理を知っておくことも家づくりのポイントになりますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。
今回まで5回にわたり 『犯人が狙う家』 についてお話させて頂きましたが、
いかがでしたでしょうか?
次回は【留守の確認方法】についてお話したいと思います。
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