こんにちは金ちゃんです。
前回からキッチンの種類についてお話をさせて頂いておりますが、
※前回のブログはこちら。
今回はキッチンでの動線に注目してお話したいと思います。
キッチンでの作業は日常的なもので、
その作業動線が悪いと肉体的労力の負担が大きくなります。
それゆえ、やはりスムーズな動線計画を考えたいものです。
【キッチンでの作業内容】
①冷蔵庫から食品を出し、シンクまで運んでから「食材を洗う」等の下準備
②それをカウンターまで運ぶ(カウンターでの下ごしらえ)
③それをコンロで調理する
④それをカウンターで盛り付ける
⑤それをテーブルまで運ぶ
キッチンでは上記の一連の作業が、行われる訳ですが、
キッチンの種類によって、その動線においての重要さ(キーポイント)は異なります。
今回は 【壁付きキッチン】 についてお話しますが、
その場合のキーポイントは 『冷蔵庫とシンクの関係性』 になります。
■壁付きキッチンのキーポイント■
①~キッチンの横側に冷蔵庫がある場合~
・・・シンクの横に冷蔵庫がある場合、冷蔵庫の開いた方向の横側に
シンクを配置すると、出し入れがスムーズになります。
【改善例】 作業をしながら冷蔵庫の中身をみることができます。
【改善されない例】 それとは逆方向に扉が開くと
労力の妨げになり、作業しながら冷蔵庫の中身
を見ることが出来ません。
②~冷蔵庫がキッチンの後ろにある場合~
シンクを中央にして振り向き際に扉が被り、冷蔵庫の中身が
直接見えないように設置した場合には、作業の邪魔になります。
いずれの場合も 『冷蔵庫の開き方』 に注意をすることで、
キッチンでの作業効率は飛躍的に向上します。
最近では両開きタイプの冷蔵庫も出ていますが、
間取りを決めた後で 「あれ?・・・そういえば。」 ということにならないように、
気をつけたいものです。
次回は対面式をお話させていただきます。
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