床材の種類 ~その12 マホガニー材~
こんにちはタムタムです。
本日も床材についてお話させて頂きます。
【マホガニー】 (センダン科マホガニー属)
世界三大銘木の一つとして知られているマホガニー。
同属の材木は現在では入手が非常に困難となっていることから、
同じくセンダン科のアフリカマホガニー属 の樹木や、サペリ などもマホガニーの
名で呼ばれることがあり、属に言う純粋なマホガニーは原産地で乱伐が進ん
だため、現在ワシントン条約により伐採が制限されているため非常に希少価値
の高い材木です。
色合いとしてはとても淡紅褐色から淡橙褐色を呈し、金色の光沢があります。
家具で有名なトーマス・チッペンデールやギター材、模型、彫刻としても非常に
人気のある材木です。
↑木目の特徴として非常に艶があり、様々な角度から美しいコントラストを見てとれます。
「優しさ」を一際感じ取れる木です。年を経るほど光沢を増し、色がいっそう冴え、美しい
色を生み出します。
↑18世紀イギリス家具などで珍重されていたマホガニーは今なお、アンティークのオークションで
最高の値がつくものばかりです。特に欧米などで評価されています。
ホンジュラス産のホンジュラス・マホガニーが最も最高級とされており、現在は代伐が禁止されています。
次回はマホガニーに非常に似ている 【サペリ】 についてお話させて頂きます。
(前回のアッシュ:タモ に戻る)
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