こんにちはタムタムです。
前回から地盤についてお話させて頂いておりますが、
今回は 軟弱地盤 についてお話させて頂きます。
「軟弱地盤」とはつまり、
「地中に締め固まっていないやわらかい層がある」
ということを定義としていますが、
この軟弱地盤にそのまま家を建てると、
どのような現象が起きてしまうのでしょうか??
答えは簡単、 『不同沈下』が起きます。
不同沈下とは、建物が均等に沈下するのではなく、
不揃いに沈下することですが、
不同沈下により、建物の水平・垂直部分に歪みが発生し、
建物躯体の破損や倒壊といった原因をつくります。
また直接的ではないにしろ、
外壁に亀裂が入ったり、出入り口のドアが開かない、
雨水の浸入による建物の腐食 などがあり、
建物以外にもさまざまな問題が起こります。
一般的に地盤は、固まる為に少なくとも数年は時間を費やすため、
その結果、建築後に問題が生じてしまうのです。
不同沈下の原因となる 軟弱地盤 にそのまま建設しないように、
キチンとした調査をしっかりとおこないたいものです。
次回もお楽しみに。