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地震について考える ~地盤問題が深刻な地形②~

こんにちはタムタムです。

最近中国・四川での地震がありました。
犠牲者が4万人に増え、27万人が負傷し、3万人がいまだに行方不明と
なっていることが明らかになりました。まだまだ被害は増えそうです。

前回より 『将来危険な地盤』 についてお話させていただいております。
今回は 【谷地】 についてお話させて頂きます。


谷地とは表面が比較的柔らかく、低い山などが続く地帯などが
河川や川によって浸食されてできた、帯状の低地をさします。

盛り地をして宅地した場合などは、一見谷地だと分かりにくい
ので注意が必要です。

tanitidouda.jpg
↑底に泥が堆積されていおり、形成上柔らかい地盤のため
 地震発生問わず、地盤沈下の可能性があります。


谷地は河川や雨などで運ばれてきた地盤を形成とし、
谷地形部は地形的あるいは地質的に水の集まりやすい箇所であるので、

谷地形部を埋めた盛土には地下水がたまりやすく、
地震時には盛土が滑動したり崩壊したりすることがあります。


kitaaaiziiziziznzini.jpg
↑傾いたり、崩れ落ちたりする原因になることがあります


丘陵地のなかに刻まれた谷地にあたる地域では、軟弱層が堆積
しており、不同沈下の可能性も有します。

地震を懸念される方問わず、地震について理解しておく必要があります。


次回は【埋め立て地】についてお話させていただきます。


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2008年05月22日 11:36に投稿されたエントリーのページです。

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