営業コラム 【洗濯物の動線】
本日の営業コラムを担当します、だぶるです。
今回も間取りについて、
少し想うところをお話したいと思います。
(※前回の間取りについての営業コラムはこちら)
お客様との間取りの打合せの際に、
リビングの快適性(光や風通し)や、
各部屋の配置などは当然まず始めに話題にあがることですが、
意外と悩み出すと止まらないのが 『衣服関係の生活動線』 です。
洗濯 → 洗濯干し → 取り込み・収納 → 着替え → 洗濯
このサイクルを 『どのフロアのどこで』 おこなうかが問題で、
ほぼ毎日のことながらも、あまり気にされないポイントのひとつになっています。
【A様の場合】
・朝風呂に入る生活習慣
・現在は風呂から出ると、その場で着替えて、そのまま外出
・スーツなどは寝室のクローゼットに入れている
以上の生活スタイルから、
浴室と洗面脱衣所にはYシャツのかけられるようなクローゼットを配置して、
同フロアに寝室を設ける間取りを作成しました。
洗濯物は違うフロアに移動して干す必要が出てしまいましたが、
優先順位を考えての配置とされました。
【B様の場合】
・マンション暮らしが長いので、同一フロアで完結させたい
・洗濯物をハンガーにかける作業は寝室でやっていた
・衣類の収納は寝室のクローゼット
・洗濯物はリビングから見えないようにしたい
以上の生活スタイルから、
寝室の天井に 『物干し掛け』 を設置して、
洗濯物の仮置きが出来るようにしました。
また、寝室からバルコニーに出れるように配置しながらも、
リビングのバルコニーとは凹凸を設けて区切り、
目線に配慮をしました。
どちらの場合も、衣類動線の中で 『優先順位』 を決めて、
洗濯 の際の配慮なのか、着用 の際の配慮なのか、
を明確にしたことで実現しました。
これから家づくりをされる方は、
現在の住まい方を見つめ直して、
設計士に提案出来るように準備しましょう。
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