こんにちは、小室です。
建物の打合せにおいて、以外と後回しにされてしまうのが外観の打合せです。
設計打合せという事になると、
どうしても平面図による間取り内容の打合せが主軸になり、
自然と後回しにされてしまう事が、日々の打合せの中でも少なくありません。
しかし、外観デザインというものは
以外と見積の上下に反映されて来る項目の多いものなので、
メーカー選考時から出来れば平面設計と平行して検討しておく事をセレシスではお奨めします。
(完成後の外観が悪いと、全てがガッカリですよ)
『住宅展示場のモデルルームの外観』
一般的に「展示場の外観は現実味が無い」と言われますが、
まずモデルルームの建物というのは土地に対してゆったりと建築物を配置しているため、
多くの物が横長で、居室以外の遊べる空間が、かなり大きく確保されています。
そして大抵2階や3階がインナーバルコニーで奥行きが出る様デザインされており
陰影がついて重厚感が増す様に凹凸が多く、
軒の出は極端に深く造作されているのです。
お客様が現実に土地からの住宅計画となれば、
建蔽率・容積率等ギリギリで理想の建築物が入る土地の購入となる場合が殆どです。
そうなると、カースペースや居室スペースに実際には多くの割合を割く事になり、
隣地との余裕がないと軒を長くせり出す事は出来ませんし、
2階の居室を狭くしないと深い軒を表現させるルーフバルコニーも実現出来なかったりします。
また、道路間口に対して横長の土地物件は数少ないので、大抵は縦長の土地になり、
現実には外観デザインの遊びも、それ程ゆったり取れないケースが多かったりもします。
そのため、選考にあたり外観デザインを知るためには、何よりもモデルルームではなく
実際の施工現場・完成物件をご覧いただく事をお奨めします。
(特に3階の建築や縦長土地の住宅計画の場合、そうした展示場は多く存在しません)
セレシスでは展示場案内の他に、お客様の希望により完成物件をご案内する事も
可能ですので、是非ともお気軽にご利用ください。
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