こんにちは、長野です。
前回の続きから、本日は、
『②居室としての地下室』 についてお話致します。
(※前回の地下駐車場についての記事はこちらから)
②居室としての地下室
法に則れば、容積率に不参入の特典がつきます。
但し、価格が高いことと、付属して費用がかかる項目が出てくるので、
金額的な面で、注意が必要です。
構造計算費・ボーリング調査費・価格は、地上部分の倍位はかかることもあります。
また、地下の地盤調査により、地下水位が高い位置にあると、
地下室部分の防水処理にさらに予算が必要となります。
【『地下室』 と 『ドライエリア』 の写真。大成建設ハウジングのパンフレットから抜粋】
原則、ドライエリアを設置して、採光・通風を確保することなりますが、
完成した後は、それでも湿気が問題となりますので、
『除湿機の設置』 や 『全館空調の設置』 の検討は、
事前におこなっておいた方が良いかも知れません。
土地単価の高い場所は、狭小地になり易いので、
地下室は、その土地を活かすことのできる、価値の高い工法です。
但し、それ以上に施工に対して注意が必要となってきますので、
ご計画中の方は、参考にして頂ければと思います。
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