本日の営業ブログを担当します、だぶるです。
『建築現場から学べるチェックポイント』
と題しまして、今週からお伝えしていきますが、
今回は 『現地の周辺環境』 についてお話していきたいと思います。
土地や建物を購入する際に、
資料だけ見て購入される方はほとんどいないと思いますが、
現地に行ったからといって、
『何が分かるのかが、よく分からない』
という方も少なくなりません。
現地には色々なヒントが隠されていますが、
今回は分かりやすいものをご説明します。
【近くに水辺はないか】
地盤が軟弱な地域は出来れば避けたいものです。
軟弱な地盤であることが多い 『川や池』 など水辺が近くにないか、
以前、 『田んぼ』 ではなかったか、などはひとつの目安にはなります。
坂の下など周囲より低い土地も水が集まり易いので、
要注意です。
住所が 「沼」 「谷」 など、水にまつわる地名なのも、
地盤が軟弱である可能性が高いヒントになります。
(※過去にこのような記事も書きましたので参考にどうぞ)
【近所の家の基礎がひび割れていないか】
近所に建っている家も見て回ると参考になります。
基礎や壁にひび割れのある家が多いと、
地盤に問題がある可能性も考えられます。
『ヘアクラック』 と呼ばれる 髪の毛ほどの細さのひび なら
それほど問題はありませんが、
鉄筋のさび汁が出ているようなひび割れは、
コンクリート本来の強度が損なわれている可能性があり危険です。
本来の地盤から、地面が沈下を起こしていることが、
理由のひとつにあげられるので、
結果的に周辺の地盤が弱い可能性があります。
(きちんと基礎工事をやっていなかった可能性もありますが)
ひとつの目安にはなります。
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