こんにちは、だぶるです。
先週から続いております 『活動レポート【Y様の場合】』 を
本日もご紹介させて頂きます。
実際のセレシスのサポート内容が分かり易くご説明できると思いますので、
ぜひ参考になさってみて下さい。
【※前回の記事はこちらから】
情報の整理をすることになったものの、何をすれば良いか?
まずは、土地の測量と真北測定をおこなって頂くことにしました。
土地の測量は不動産の取得の際にも業者がおこなっていますが、
建物の場合の測量は 『起伏(土地の高低差)』 や 『隣地の状況』 も同時に調査してきます。
敷地の寸法はもとより、道路面から何センチくらい上がっているか下がっているか、
隣地のお宅の窓の位置はどこか、高さはどのくらいか・・・など。(※1)
※1.建物を建てる為の必要条件を図面上に落とし込んでいく分けなので、
「不動産業者から頂く測量図で間取りが描けません」 なんて言われるのは、
ここら辺が原因です。
真北測定は実際の北の位置を正確に出していきます。
これによって、北側斜線のかかり方を統一させることが出来るので、
2社共に、同一条件で調整をしてくれるという訳です。
さて、A社とC社の両社にこの測量をお願いし、
今までのプランにおいて修正が必要なのかどうなのかを
調査して頂きました。
1週間後には結果がでまして以下の通りになりました。
【A社】
・北の方位はほぼ合っていた
・北側斜線の方に階段を寄せることは可能
・1階の床下は475mmの空きスペース確保
・各階の天井高さは 《1階》2300mm以上、《2階》2400mm以上、《3階》2300mm以上
・1階と2階の懐(厚み)は235mmの床根太+合板や遮音マット、石膏ボードなど
【C社】
・北の方位は3度ずれていたが、ほとんど影響がなかった
・北側斜線の方に階段を寄せることは可能だが条件付
・1階の床下の空きスペースはなし(スラブオン:土間床対応)
・各階の天井高さは 《1階》2300mm以上、《2階》2400mm以上、《3階》2400mm以上
・1階と2階の懐(厚み)は302mmの床根太+合板や遮音マット、石膏ボードなど
両社を比べると各階の懐の厚さが異なり、
その影響で、同じ間取りにしようとすると、
C社は1階の床を土間床にしなければならないとのこと。
その他の条件は会社として変更が出来ない為、
同じ工法でありながら、A社ほどの融通が利かないこと原因だったと、
ようやく分かりました。
この続きはまた次週にお伝えさせて頂きますので、
お楽しみに。
※セレシスって何?という方は、こちらのセレシスのコンセプトをご覧下さい。
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