こんにちは、だぶるです。
本日も先週に引き続き『母屋落ち(下がり天井)』についてご紹介致しますが、
本日が母屋落ちの実例のラストとなります。
今回は 『母屋落ちからの勾配天井』 です。
(※前回の記事『母屋落ちの浴室、洗面脱衣室』はこちらから)
◆Case1 三井ホームで建築された方
母屋落ちを利用した勾配天井というよりも、
勾配天井ありきで、たまたま北側が勾配天井だったという印象は受けますが、
全体的に天井が高いので、北側の低くなっている部分は目立ちません。
実際、窓も普通に取れるくらいなので、
それほどキツイ母屋落ちではありませんが、
天井の電気と窓の明るさ(ぬけ感)、それと全体的な天井の高さ。
全ての要素がプラスに働いているので、目立たないと思われます。
◆Case2 三菱地所ホームで建築中の方
ケース1と天井の端(キワのところ)が同じくらいですが、
こちらは3階建てで、上部に3階の床が来ています。
その為、閉塞感が生じますが、勾配天井にすることで、
何とか緩和しようと試みた実例です。
分かり易くピンク色をつけてみましたが、
その部分が右側の写真(2階から撮った写真)の正面の空間部分です。
屋根なりに斜めに勾配天井とすることで、
角度はかなり急ですが、吹き抜けのような広がりを感じることができます。
2階建てと3階建て、地域と斜線制限、方位によっても異なりますが、
住宅密集地には避けて通れませんので、
このようなスペースを活用しようとしている方は、
少し参考にしてみてください。
【母屋落ちの活用方法.1 ~収納~ はこちら】
【母屋落ちの活用方法.2 ~書斎~ はこちら】
【母屋落ちの活用方法.3 ~階段~ はこちら】
【母屋落ちの活用方法.4 ~キッチン~ はこちら】
【母屋落ちの活用方法.5 ~浴室・洗面~ はこちら】
※セレシスって何?という方は、こちらのセレシスのコンセプトをご覧下さい。
※セレシスへのお問い合わせはこちらから。