こんにちわ、だぶるです。
本日からのブログは 『活動レポート【様々なご相談】』 と題しまして、
実際にお電話で頂いた内容や、不動産業者さんからの相談内容の一部を
分かりやすくご説明をしていきたいと思います。
内容としては、少しイレギュラーなものを中心に紹介してみますので、
通常のセレシスのサポート内容とは若干異なりますが、
雰囲気を掴んで頂ければ幸いです。
※場合のよっては、急遽表現を変更する場合や、
記事を差し替えることもございますので、
その点はご了承頂ければと思います。
さて、そんな今回の最初の内容は、ある不動産業者さんからのお問合せで、
ご夫婦の身に起こった実際の出来事です。
あるご夫婦が不動産業者さんに訪れた際に、
土地の購入ではなくて、建物について相談をしたいと打明けられた時のこと。
「じつは、購入した土地に今、建物の計画をしているのだけど、
最初に3000万円くらいかかると言われていたものが、
○○建設さんからの見積りがこの間届いたところ、5000万円になっていて、
ちょっと驚いちゃったんだけど、こんなにかかるものかしら?」
という質問をされたようでした。
この不動産担当者のAさんは、
土地に関する知識はもちろんのこと、
ファイナンシャルプランナーも2級を持っていて、
税制面なども詳しい方でしたが、
建物の見積りを見て、その価格が適正かどうかは分からず、
セレシスに問合せしてみたということでした。
早速、その○○建設さんの見積りを送ってもらい、
詳細の内容まで目を通しましたが、中身のひどいことひどいこと。
20坪程度の敷地でしたが、
仮囲い(敷地を囲うフェンス)のゲート(出入口)が2箇所も取られていて、
明らかな水増し請求。
(出入口は1箇所で十分です)
他には、
・ガードマンの費用に1人40万円を3ヶ月
・地下室も無いのに5mも地面を掘削
・仮設工事費の算出が合計値からの振り分け計算(金額に細かい端数なし)
・設備の品番表記はなし
・現駐車場の解体撤去工事費になぜか『エアコン撤去費』の項目で3台分費用計上
その他の工事内容は分かりませんでしたが、
目に見える部分がこれでは、中身(躯体工事費用等)も怪しいものです。
早速、Aさんに伝え、
ご夫婦にはその建設業者さん(ゼネコンさん)は止めた方が良い旨と、
その見積りを許した(チェックもろくにしていない)設計事務所さんにも
疑いの眼差しを向けるべきでは?とお伝えさせて頂きました。
設計士+建築会社の組み合わせは最近流行ってきているので、
検討される方も多いですが、
善良な管理者がいなければ、2者間で何が行われているかも分かりませんので、
それなりのリスクがあることも理解する必要があるかと思います。
今回のご相談内容は少し極端でしたが、
参考にしてみて頂いてもよいと思います。
・・・ちなみに、今回の件を大手メーカーさんに見積って頂きましたら、
A社は2800万円。
B社は3200万円。
C社は3500万円でした。
(※防火地域の為、耐火建築物の3階建て)
○○建設さんには、本当に強い憤りを感じます・・・。
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