こんにちわ、だぶるです。
先週から続いております 『活動レポート【様々なご相談】』 を
本日もご紹介させて頂きます。
イレギュラーな相談内容を集めてみましたので、通常のサポート内容とは多少異なりますが、
参考に出来る部分はしてみて頂ければと思います。
【※前回の記事はこちらから】
さて、今回のご相談内容は、建築条件付売地を購入された方からのご相談です。
この方は、建築条件の付いている土地を購入されたものの(実際には契約は数日後)、
建築費の参考金額が実際に高いのか安いのか分からないと、
セレシスに質問をしたくて、お電話をされたとのことでした。
早速、土地の資料と参考プラン、仕様書他を送って頂き目を通すと、
この建築会社の参考金額がとても安く、
ここよりも安く出来るところは、まずないだろうと思いましたので、
その旨をお客様にご報告。
すると、安いから悪かろうなのか?
問題ない仕様や構造なのか?
と追加で質問を頂いたので、じっくりと調べてみることに・・・。
まず、仕様については、使っている断熱材の種類と厚さには、
安いなりの理由がありそうでしたので、
通常の大手系ハウスメーカーの標準仕様を伝達しました。
キッチンや洗面所などの設備仕様については、
標準か、それ以上の良いものでしたので、これはOKと伝えて、
基本的に金額が安いのは、土地の方で利益を多少もらっているから安いと思いますと、
説明させて頂きました。
構造に関しては、敷地の法規制をあますところなく活かしたプランでしたので、
多少無理はしているものの、問題ないかと思いますと伝え、
但し、
・土間床(床下部分のない、基礎のコンクリートの上に床を貼っていく方法)であること
・土間床の場合に水周りが動かせない点と、冷気がこたえる点
・各階の天井高さが通常よりも低い点
・各階の懐(1階の天井から2階の床までの厚み)が薄い点
・屋根の断熱の取り方が不明な点
など、気になる部分については、建築業者に聞いてみるようにお願いしました。
また、『長期優良住宅』 『瑕疵担保履行法』 『完成保証』 などについても触れ、
本当に気にされるようであれば、メーカーさんに見積りをお願いしてみますと伝え、
お話を終えました。
今回、私の方も勉強になりましたが(あまり工務店さんの見積りを見慣れていないので)、
設備仕様のグレードだけは良くて、中身に関しては 『最近の建物はみんな丈夫』 とか、
『最近の建物はどこも高気密高断熱』 と謳っている典型的な業者さんでした。
見た目がおしゃれなところにありがちなので、
みなさまも注意をして頂いて、今回のご相談を参考にしてみて下さい。
※セレシスって何?という方は、こちらのセレシスのコンセプトをご覧下さい。
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