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住宅サポート アーカイブ

2007年06月01日

住宅の床下を点検する ~Ver1~


こんにちは、きんちゃんです。

本日もよろしくお願い致します。


建物の傷みは、目に見えて表面に出てくることも多いですが、

内部の状況を知るのは、実は、大変なことです。


気になる部分を壊してしまえば簡単ですが、

お客様の要望で、このまま使いつづけたい、

壊さないで欲しいということも多く、

検査には非常に慎重にならざるを得ません。


その為、建物を診断する上で重要となってくるのが、

床下収納や、押し入れの上にある点検口です。


今回はそんな床下点検口を覗いてみました。


P1022879.JPG  P1022881.JPG
【基礎周り防蟻処理のあと】                   【コーナー部分の防蟻処理】


今回のお宅は築年数のわりに、基礎も土台もしっかりしておりました。
(木材の色が赤みがかっているのが処理のあと。)
どの家もこのような状態でありたいと思いますが・・・。


・・・   ・・・   !


P1022889.JPG ⇒⇒ kakudaisyasin1.jpg
【玄関カマチの白蟻被害】                       【拡大写真:クリックすると更に大きくなります。】


玄関カマチの部分は防蟻処理が甘かったためか、

白蟻の被害にあってしまっていました。


防蟻処理の保証は、現在おおむね5~10年間と言われていますが、
(※薬剤の種類や処理方法によって差はあります。)

建築会社の定期点検でしっかりと確認をして頂くことは非常に重要です!


今回のケースでは、しっかりしたサポート体制であれば、

もしかしたら防げた事故なのかも知れません。


このようなお話にもし興味があれば、
皆様も大手メーカーの家をご検討されてみてはいかがでしょうか?
(更に防蟻にこだわる方は鉄骨住宅もございます。)



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2007年05月25日

住宅の雨漏れを考える~Ver3~


こんにちは、金曜日担当のきんちゃんです。

本日もよろしくお願いします。


前回に引き続きまして、
鉄筋コンクリート住宅のお宅のご紹介です。

今回は、上部からの雨漏れの影響を
画像を用いながらご説明致します。


s-RC1001.jpg  s-RC1002.jpg

【トイレの雨漏れ(天井面)】


上部で起こった雨漏れが原因で、
トイレの天井がこんな状態になってしまいました。


よく見ると、他の天井の角も黒ずんでいますね。



s-RC1003.jpg

【トイレの雨漏れあと(床面)】


床にはこのように、常時水溜りが出来てしまう程。

この水溜りが更に下層階まで広がる可能性もありますから、
楽観視は出来ません。



ひとえに予防と言いましても、
なかなか完全な対策を取ることは難しいもの。

自分の家の長所と短所をしっかりと把握して、
そこを補うような毎日のケアを心がけることが、
住み良い家づくりへの一歩ではないかと考えます。



あなたは自分の住まいのことを
キチンと理解出来ていますか?




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2007年05月18日

住宅の雨漏れを考える~ver2~

こんにちは、きんちゃんです。
本日も、宜しくお願いします。


今回は 『築30年以上』 という、
鉄筋コンクリート住宅からのお話になります。


このお宅・・・
天井部分から水漏れがあった様子ですが、
実際のところ、雨漏れなのか水漏れなのか、
原因がわからないとのことでした。


CIMG1289.JPG
【天井部分からの水漏れ】


その為、さっそく調べてみることに・・・。



木材などに含まれる水分量を調べる際に、
この含水率計をよく使用しますが、


CIMG1278.JPG
【含水率計】


水があると電気が良く流れるという性質を活かして、
水漏れの原因となる箇所を探し出すことも出来るようです。




そしてベランダや、屋上などの色々なところも調べた結果、


CIMG1277.JPG
【2階にあるお風呂の排水口 ドレイン(ドレーン) をチェック】


2階の浴室が怪しいとのこと。




その後の調査で、
天井部分からの水漏れは、
上の階の排水口 ドレインの老朽化が原因とのことでした。




ここ最近ユニットバスが普及してからは、
このようなトラブルは少なくなったようですが、

2階に水周りを設置した場合は、
こういった事故が起こりうることを
把握しておく必要があるかも知れません。



また、次回雨漏れ、水漏れについて探っていきたいと思います。
よろしくお願い致します。




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2007年05月11日

住宅の雨漏れを考える~Ver1~

こんにちは、きんちゃんです。
本日も、宜しくお願いします。

 

今日は、先日訪問をさせて頂いた、
都内のあるお宅を紹介させて頂きます。


築10年ほどの住宅でしたが、長年空家ということもあり

下記の写真のように荒れ放題になっていました。


D1010036.JPG  
【玄関の天井部分雨漏れ】                  


D1010039.JPG  D1010042.JPG
【部屋内部の雨漏れ】        【和室 床の間 天井部分の一部が剥がれ落ちています。】



今回のお宅は、特に雨漏れの影響を受けており、
ここまで荒れている状況も珍しいのだとか・・・。



原因を専門家に聞いた所、
以下の2点が原因ではないかとの見解でした。


1、構造が複雑で、施工がしっかりされていたかという疑問。

2、雨漏れが発生した時にすぐに対策を取らなかった為(留守だった)建物の傷みが拡大した。



今回のように目で見てすぐに原因が分かればいいのですが、
実は原因を突き止めるのは非常に難しいとのこと。


上記の写真からも分かるように、
雨漏れは、建物に深刻なダメージを与えます。
異変に気づいたら、すぐに専門の方に見てもらうべきではないでしょうか。


また、次回雨漏れについて探っていきたいと思います。
よろしくお願い致します。




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2007年05月04日

<中古住宅の不具合>


こんにちは。金曜日担当のきんちゃんです!
本日も宜しくお願いします。


突然ですが、この4月から色々な現場
(建築されて、数年から数十年が経過したお宅)
に行く機会が増えました。


s-P1022990.jpg s-P1022888.jpg s-CIMG1282.jpg
【↑↑こちらの写真に関しては、次週以降に詳しくご説明致します。】


ハウスメーカーさんの現場では無いのですが、
これからはその体験を活かして、

中古住宅 や 家の不具合、
リフォーム に関して、

現地の写真や現場のプロの意見を交えて、
新鮮で役に立つ情報をお伝えしようと思っています。


このブログが少しでも、

『家を建てる人』

の為になるように、
頑張っていきたいと思います!




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