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土地関係 アーカイブ

2006年12月22日

地名からわかる軟弱地盤

こんにちは!金曜日担当のきんちゃんです。

先週に引き続き、土地の話です。先回は地盤を調べる方法として、
「スウェーデン式サウンディング試験」をご紹介しました。
今回は地名である程度その地域の地盤特性が判断できると言われている
微地形学から、軟弱地盤を持つ可能性の高い地名を紹介します。

まず一番気になるのは「水」を連想させる地名です。
軟弱地盤の多くは水分に起因しているので、水辺や水のたまり易い地形に
存在することが多いためです。

s-nakatayoun.jpg

1:「さんずい」の付く地名/澤田、瀬戸、沖、大淀、大浦
2:「水棲または水辺の植物や動物」の付く地名/蓮田、芦原、鷺宮、鶴ヶ崎
3:「水に関連する文字」の付く地名/塩原、大船、橋本、井戸
4:「水が溜まり易い地形」の付く地名/谷津、窪

その他、
湿地に由来する地名/阿久津、五味、曽根、古賀
(近隣に湿地帯が無くても、地下数メートルは水分を多く含んだ地盤の
 可能性があります)。
入江や干拓地に由来する地名/和田、別所、勝俣、須賀

また、意外な地名としては、「白」(砂から由来)の付く地名や「赤」(泥から由来)、
「吉」(植物の葦から由来しており、池の側や湿地であった可能性有り)、
「新開」や「新田」は、江戸時代に新しく耕すための田圃予定地のことで、開墾するために
耕し易い軟らかい土地を選んでいるとされています。

s-nakatayoun2.jpg

いわゆる「軟弱地盤」といわれる土地でもきちん対策を採れば、問題なく家は建てられる
ので、安心してください。そのためには、きっちりと「地盤調査」を行うことが必要と
なります。
「この辺りの土地は昔から問題が無いから大丈夫」などと思い込んだり、第三者の意見を
鵜呑みにする事無く、気に入った土地であればあるほど地盤調査を行って、後で大変な
ことにならないようにしてください。



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2006年12月15日

地盤について

金曜日担当のきんちゃんです。
本日は地盤の話です。家を建てる場所(土地)が決まった!
さあ建てよう!の前に、その土地がどのような地盤の土地なのか
を調べるのが「地盤調査」です。

充分に地盤の状態を調べずに家を建ててしまい、将来家が傾く、
沈むなどの状態になったら大変です。そんなことにならないために、
「地盤調査」は家を建てる前に是非行ってください。

現在、戸建住宅の場合に一般的に行われているのが
「スウェーデン式サウンディング試験」での「地盤調査」です。

「スウェーデン式サウンディング試験」は、北欧のスウェーデン
国有鉄道が不良路盤の実態調査として採用した調査方法で
1954年頃わが国の建設省が堤防の地盤調査として導入し、
76年にはJIS規格に制定されました。現在では「地盤調査」の
ほとんどがこの試験によって実施されています。

具体的には、鉄の棒の先にスクリューポイントを取り付け、
それを地面に垂直に突き立て、おもりを乗せて棒が沈んで行く
様子を観察して記録して行きます。
基本的に敷地内の3箇所以上で測定を行います。
DSCN1612.JPG


試験機はこのような形をしています。
DSCN1614.JPG

ハウスメーカーとの契約では、この「地盤調査」は絶対条件となっています。
その結果によっては、地盤改良などが必要となり工事費の変更などもあります。
しかし、安心して住むためには必要なことなので、調査結果を踏まえて充分な
打合せをして家づくりのステップを進めてください。

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