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新しくできた見通しのよい道路沿いに建つゆげどうぶつクリニック。何といっても肉球の形をした窓が印象的だ。小さい時から動物が好きだったという弓削雄宏院長先生と、ピアノの名演奏家である奥様、ふんわりした雰囲気のおふたりに病院の待合室でお話を伺った。

【ゆったりと温かみのある待合室】

地域密着の動物病院をめざして

──動物病院併用住宅を建てようと思ったきっかけを教えてください。 動物病院の勤務医を7年やっていて、独立したいという思いがまずありました。独立は勤務当初からの希望でしたが、結婚をして持ち家がほしいと考え始めたことと合わせて、今回具体的に考えるようになりました。自宅と病院を別にしようかとも思いましたが、自分の病院は飼い主さんがいつも気軽に相談に来られるような環境を整えたかったんです。自分たちが実際にその土地に住み、近所の方たちと交流しながら病院を育てていく、そういうふうにしていきたいと考えていたので、1階を病院、2階を住居という病院併用住宅を建てることに決めました。

【専門の設備を備えた手術室とワンちゃんのドアノブ】

設計力と提案力と対応力と

──三井ホームに決めた理由は何ですか？ 土地を買い、どこで家を建てるか考え始めました。私たちの一番の希望だった「外観にインパクトがあって、あたたかい雰囲気の病院」というイメージを実現してくれるところがいいと思い、ハウスメーカーだけでなく工務店も検討しました。それぞれ出していただいた図面の中で、最初からとても気に入ったのが三井ホームさんでした。こちらは希望を伝える時に抽象的な説明をしてしまうので思うように伝わらないこともあったのですが、三井ホームさんはうまく形にしてくれましたね。他のメーカーさんはどうしても採光確保するためにはこうしないととか、土地の条件上、駐車場はこの位置で、というふうに条件面が前に出てきてしまうのですが、採光などにそれほどこだわらない私たちの意を三井ホームさんは汲み取って、大胆な提案をしてくださいました。どんなことも「できません」と言わず「考えます」と言って対応してくださってありがたかったです。

私たちの希望通りの間取り

【大切なピアノは肉球デザイン窓の部屋に】

──間取りの希望を教えてください。 以前はメゾネットタイプのマンションに住んでいたのですが、天井が低かったので、家を建てるなら1階も2階も天井を高くして空間を広くしたいと思っていました。病院の方は、待合室をできるだけ広くすることと、診療の動線を重視したいということですね。三井ホームさんから一番最初にいただいたプランがベースになっています。中心に処置・検査室があって、そこから診察室、手術室、入院室、医局に自由に出入りができてとても診療がしやすく嬉しいです。

2階はピアノ室をとること、リビングが広いことですね。肉球デザインの窓の部屋がピアノ室です。ピアノは温度と湿度に大きく影響を受ける楽器なのでこの部屋は空調管理を徹底しています。普通は主寝室を配置して、ベランダは南向きでリビングは日当たりよく…といった間取りになると思うのですが、私たちの希望通り、細かく仕切らず広い空間にしていただきました。出来上がってみると十分に日が入って明るいし、不満や後悔はないですね。いつもニコニコして暮らしています。

【物が増えても良いようにと、小屋裏収納は特大サイズ】

朝の銀行から、夜の展示場まで同行対応

──セレシスをご利用いただいていかがでしたか。 建築について全然知らないところからスタートしているので、中立の立場で相談に乗ってくれるセレシスさんの存在は心強かったですね。メーカーさんと話をしていてわからないことがあっても、すぐに説明をしてくれるので助かりました。仕事が終わって夜8時からの打ち合わせということも多かったのですが、おつき合いただきました。不満なところは全然ないですね。最初から相談しやすかったし、どこか特定のメーカーを勧めるということもありませんでした。

ゆげどうぶつクリニックからのお知らせ

──患者さんにメッセージをどうぞ！ 病院に行って話すのは緊張するという方も多いと思いますが、どんなに小さなことでも相談していただけると嬉しいです。病気になった時にお越しいただくのはもちろんですが、健康な時に定期的にご来院いただければ健康管理を飼い主さんと一緒にしていくことができ、万が一の病気などにもいち早く対応ができます。皆さまのお役にたち、地域に貢献できるようがんばりますので、お気軽にお越しください。どうぞよろしくお願いいたします。

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