こんにちはタムタムです。
本日は 【液状化現象】 について詳しくお話させていただきます。
以前深刻な地形で埋立地についてお話させていただきました。
下記の図を参照に説明させて頂きます。
液状化現象とは水分を含んだ土砂が地震の振動によって砂の粒子と水に分かれる現象を言います。
埋め立て地などは大量に土砂が多く使われるため、地中には水分を含んだ地盤が出来上がります。
よって地震が発生した場合には地震の振動により砂の粒子が拡散した状態になり、しだいに水圧は
高くなり砂は沈殿します。
最終的に液状化現象により地盤が破壊されると、家は支えを失い倒壊してしまいます。
マンホールや地表から泥水が噴出し、道路全体に広がり、被害を受けることになります。
次回は 『液状化現象が発生した後』 についてお話させていただきます。
今回は丘陵地の造成地についてお話させていただきます。
以前谷地についてお話させていただきました。
本日は丘陵地についてお話させて頂きます。
家を建てるには丘陵地は地盤も安定していて良好な場所と言えます。
ただし起伏の激しい地形であることから、切り土を行ってから盛り土に造成されていること
が多く、場合によっては地盤調査の上、地盤補強工事が必要です。
↑また急斜面の丘陵地は土砂崩れを引き起こす可能性が高いので、注意が必要です。
切り土、盛り土が不安定なので不同沈下を引き起こす可能性もあります。
↑地盤調査は欠かせません。
次回は液状化現象について詳しくお話させていただきます。
こんにちはタムタムです。
本日は【埋立地】についてお話させて頂きます。
海岸の浅瀬を陸地にする場合には大量の土砂が使われます。
土の成分が均一でないため、地震対策を行う上では地盤の問題が
起こりやすいと言えます。
埋立地は人工地盤の一種であるため、長時間かけて形成された陸地に比べると、人工的に
形成されたことにより土壌粒子の間隙が大きく保有水が多いため、地震による液状化現象が
起きやすいとされています。
↑埋立地の海面下は軟弱な粘土層である事が多いため、地盤沈下など問題が起こりやすい。
みなさんも家造りを検討される際には地盤調査を行った上で
素敵なマイホームを手に入れて頂きたいと思います。
こんにちはタムタムです。
最近中国・四川での地震がありました。
犠牲者が4万人に増え、27万人が負傷し、3万人がいまだに行方不明と
なっていることが明らかになりました。まだまだ被害は増えそうです。
前回より 『将来危険な地盤』 についてお話させていただいております。
今回は 【谷地】 についてお話させて頂きます。
谷地とは表面が比較的柔らかく、低い山などが続く地帯などが
河川や川によって浸食されてできた、帯状の低地をさします。
盛り地をして宅地した場合などは、一見谷地だと分かりにくい
ので注意が必要です。
↑底に泥が堆積されていおり、形成上柔らかい地盤のため
地震発生問わず、地盤沈下の可能性があります。
谷地は河川や雨などで運ばれてきた地盤を形成とし、
谷地形部は地形的あるいは地質的に水の集まりやすい箇所であるので、
谷地形部を埋めた盛土には地下水がたまりやすく、
地震時には盛土が滑動したり崩壊したりすることがあります。
↑傾いたり、崩れ落ちたりする原因になることがあります
丘陵地のなかに刻まれた谷地にあたる地域では、軟弱層が堆積
しており、不同沈下の可能性も有します。
地震を懸念される方問わず、地震について理解しておく必要があります。
次回は【埋め立て地】についてお話させていただきます。
こんにちはタムタムです。
前回は軟弱な地盤をお話させて頂きました。
今回は地盤問題が起きやすい地形について説明させて頂きます。
沖積平野（ちゅうせきへいや）
↑河川の上流から流れてきた砂や泥が積もってできた低地を言います。
下流に近づくほどその粒は細かくなって行きます。
↑大きな地震が起きた場合には液状化現象を起こしやすく、
固まっていない地層はボロボロになり、終いには建物の重みにより地盤沈下
を起こしてしまいます。低地には様々な危険が潜んでいるんです。
本来沖積平野の粘土層では、地盤沈下が起こるため、問題は常に深刻です。
↑液状化現象により、被害もさらに大きくになります。
次回は谷地についてお話させて頂きます。
