私はこうしてハウスメーカーを決めました。
- N氏邸のあらまし
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- ご家族:ご夫婦
- 敷地面積:119.03m²
- 建ぺい率/容積率: 40/80
- 用途地域:第1種低層
- その他制限:第1種高度
- ハウスメーカー:大和ハウス
- 竣工:2007年2月
- 採用された設備仕様
- 2階浴室
N様は現在2人暮らし。もともと実家をハウスメーカーで建てられた為、各社の建物にはかなり興味を持たれていたそうです。研究の為に何度か住宅展示場に足を運ばれたこともあるそうですが、その時には、まさか自分が土地を購入して注文住宅を建てるとは夢にも思っていなかったとのこと。「大手メーカーで注文住宅」という、夢の実現までの軌跡をお話して頂きました。
建売でも良いものがあったら、それで良かったのですが・・・。
防犯対策に留意したドアや窓。
元々、『丈夫な家・安心な家』という観点から、(自分としては)「鉄骨 や 鉄筋」の住宅にしようと決めていました。その為、大手志向はとても強かったんです。しかし、そういう大手メーカーの建売というのは、なかなか希望のエリアにある訳では無いですから、必然的に建売ではなく注文住宅にこだわるようになりました。
後押しをしたのは「土地のタイミング」でしょうね、希望のエリアで徒歩圏内というこれ以上無いタイミングでしたから。
同じ鉄骨メーカーでも、違いはありますよね。
モダンを意識した白く明るいキッチン。
おおまかなメーカー選択は、それ程難しくなかったですね。鉄骨・鉄筋の希望から、こちらの予算を考えると、自然と数社になりました。そこから大和ハウスに心を奪われるまでは、少し時間を要しましたが(笑)
決定打となったのは、間取り説明の際にプラスして『生活提案』をして頂いたところです。動線計画や防犯対策、収納術など、住まい方の説明や提案が上手で、メーカー担当者の人間性にも共感を持てました。実は実家が別の鉄骨メーカーなんですが、そのことを考えると、「大どんでん返し」だったと思っています。
限られた敷地内でいかに希望を満たすかが大事。
「広さ」と「機能」について検討を重ねたリビング
大きなTVを置きたかったこともあり、『リビングはとにかく広く』ということを意識しました。ただし、問題は山積み。リビングが広く取れると分かっていても、熱効率を考えてリビング階段は避けたかったですし、和室も来客時を考えると必要・・・と、非常に苦労したのを覚えています。
悩んだ末に浴室を2階にもってきましたが、これが正解でした。脱衣⇒洗濯⇒物干し⇒収納⇒着衣 のループが2階で完結するようになりましたからね。妻も喜んでいるようです。最近では、1階で全て準備をしてから、2階でお風呂に入って、そのまま寝るといったパターンにも慣れてしまいました。
意外なところでセレシスに感謝できました。
面積のやり繰りで可能となった和室。
セレシスを紹介されたのは、土地を仲介して頂いた不動産会社からでした。当初、この敷地で一番初めに間取りを入れて頂いたのは、どこのハウスメーカーでもなく、実はセレシスさん。最終的には、現在の間取りのほとんどの部分で、プランのアイデアを頂いてしまいました。
また、それだけではなくハウスメーカーの比較にも随分とお手伝いを頂きました。メーカーの決定には大いに悩みましたが、『最後まで悩んでしまった』のではなく、『最後まで悩むことができた』のではと思っています。これはきっと平等に比較できた証拠ですよね?