私はこうしてハウスメーカーを決めました。
- A氏邸のあらまし
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- ご家族:4人(ご夫婦、長男、長女)
- 敷地面積:68.00m²
- 建ぺい率/容積率: 60/300
- 用途地域:第1種中高層地域
- その他制限:準防火地域 3種高度
- ハウスメーカー:積水ハウス
- 竣工:2007年8月
- 採用された設備仕様
- 2Fリビング
- 2階浴室
- 建替え
- 重量鉄骨
- 賃貸併用
A様は4人家族。元々この場所には2軒の平屋が建っており、お母様やご主人のご兄妹と一緒に住まわれていました。思い出の詰まった建物は、既に40年を経過されていたこともあり、老朽化の為、ついに建替えをすることに・・・。
今回のお話は、先に建築を終えたご主人家族にご協力を頂きました。
老朽化による建替えは構造を重視
解体が終わると、キレイな更地になります。
当初は一括の土地に対して、2世帯住宅を計画していましたが、建物は別々にして進めることにしたんです。そして、私の方の建物の中に『賃貸スペース』として1ルームを作る計画に変更し、家賃収入とローン返済のバランスを考えて、今回の家づくりを進めて行くことになりました。
実は最初、セレシスさんに問合せたのは妹の方なんです。家の老朽化を心配していたんでしょうか、新潟の地震の影響が大きかったみたいですね。それなので、建物に関しては構造を重視することにしました。私たちの方が先に建ててしまいましたが、「建替え」というアクションを起こすきっかけになった妹に、とても感謝しています。
メーカーの決め手は構造?金額?家賃保証?
しっかりとした基礎工事が家の善し悪しを左右します。
ハウスメーカーは積水ハウスを入れて、4社で検討しました。構造的な強さや、賃貸としての価値など、総合的に考えて、いずれも鉄骨メーカー内での比較検討でしたね。
おかげさまで、比較を進めていくと色々なことを理解していきました。正直、CMなどの先入観から、耐震性と耐火性はX社が1番優れていると思っていましたが、よくよく調べてみると各社ともに同様の仕様を持っていて(金額は多少メーカーによって上下しましたが)、それほど大きな差ではないのかなと・・・。費用対効果や、賃貸部分の保証条件、そして住まい方を良く反映出来ていたプラン提案など、総合的に考えて最終的には積水ハウスに決定しました。
新しくなって非常に快適で、とても満足しています。
状況が変わると、思考も変わります
骨組みに安心感を感じる『重量鉄骨造』
住み始めてから思うことは、収納をもう少し多くしておけば良かったということですね。リビングの一角や階段の上部部分など、工夫を凝らして設けましたが、やはり建替えということもあり、物はそれなりにあったようで・・・。
しかし、基本的には大満足です。前の家の時には、休日の度に「次の休みはどこに行こうか?」という会話が多かったのですが、新居に移ったとたんに、外に出ようと言い出す機会が減りました(笑)
前は家が窮屈だったから早く外に出たかったのでしょうね。遮音性も高まり、家が快適なので、たまに『1日が長くなったような錯覚』におちいります。
感謝の一言です
しっかりと内部作業を終えて、建物は完成。
セレシスさんには本当に感謝の一言に尽きますね。Kさんがいなければ、間違いなく今回の家づくりは実現出来なかったと思います。土地から建物まで深く広く関わって頂いたおかげで、『秘書役』以上の対応をして頂いたと感じています。
ウチは建築までの行程が人より少し多かったかも知れませんが、新築などをされる他の人は本当にすごいと思いました。土地に対する作業から、建物の比較や打合せなどを含めて、手助けなしでは出来なかったと思っています。
最後にセレシスの改善点があるとすれば・・・・ですか?・・・・特に思いあたりません(笑)