私はこうしてハウスメーカーを決めました。
- B氏邸のあらまし
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- ご家族:ご主人、奥様、長女、次女
- 敷地面積:152.92m²
- 建ぺい率/容積率:40/80
- 用途地域:第1種低層地域
- その他制限:1種高度
- ハウスメーカー:ヤマダ・エスバイエルホーム
- 竣工 : 2006年11月
- 採用された設備仕様
- リビング階段
外国の地から日本の東京都に来られたのがおよそ16年前のこと。お2人のお子様にも恵まれ、家族4人で暮らす生活にも慣れてきたB様ですが、子供の環境を考えて、マンションから戸建て住宅を検討することになりました。今回はそんなB様の家づくりをご紹介致します。
43条但書き道路とは?
カーポートのタイルはご自身でデザイン。
当初からこの土地は気になっていましたが、価格の面から少し見送っていました。しかし、2ヵ月後くらいに値段が下がったという話を聞いた為、再度検討を開始したのです。
問題は色々とありました。この土地の前面道路は43条但書き道路になっているので、色々な手続きと審査の段階で必要となる書類が数多くあるという理由から、なにかと『期限』や『制約』があり、通常の家づくりとは違った手順に大変困ったことを覚えています。そのようなこともあり、セレシスさんには資料作成の為の段取りやハウスメーカーの調整など、幅広く動いて頂いたと感じています。
住宅展示場は一部だけ参考にしました
キッチンからパブリックスペースであるリビングを見る。
住宅展示場はよく見ていましたが、あまり参考になりませんでした。なぜなら、あまりにも豪華で立派な建物だったからです(笑)
それでも、床のタイルを展示場で使用していたものと同じものにしたり、天井高を2.6mにしたりと、気に入ったところは積極的に取り入れてみました。そのおかげか、友人を招いた時には、この床の質感や天井の高さ、そして家の間取りにも驚いてもらいましたよ。
他にはリビングとキッチンの繋がりにも気を付けました。少し雁行させることで、キッチンに対しての目線を拡散させることが出来たと思います。プライベートゾーンとパブリックゾーンに分けたというイメージですね。
後日談
全体的に白でまとめた外観。
今回ハウスメーカーはヤマダ・エスバイエルホームさんで決めましたが、とてもよくして頂いたと思います。審査の為の資料に関しては事前準備などを行って、段取りを良くして頂いたおかげで、かなりタイトなスケジュールにも関わらず頑張って対応して頂きました。資料は提出の締め切り2日前に何とか間に合うことが出来ましたが、両社の担当者の力なくしては、間に合わなかったかも知れません。 両親にはまだ実際に家を見てもらってはいないけれど、近々来る予定です。建物は当然じっくりと見て欲しいけど、家づくりの『過程』まで見せることが出来ないのが残念ですね。