私はこうしてハウスメーカーを決めました。
- S氏邸のあらまし
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- ご家族:3人(ご夫婦、お子様1人)
- 敷地面積:120.23m²
- 建ぺい率/容積率:40/80
- 用途地域:第1種低層地域
- その他制限:1種高度
- 竣工:2007年9月
- 採用された設備仕様
- ファミリースペース
- 将来2部屋
- リビング階段
S様は3人家族。結婚されてからすぐに新居を探し始めましたが、本格的に活動を開始したのはそれから2年後のこと。土地探しから建築までの思い出を 『お雛様』 と 『お姫様』 が見守る中、お話して頂きました。
土地は巡りあわせ、でも待っていてもダメ。
シンプルにまとめた建具は清潔感に溢れています。
土地探しと同時期に住宅展示場回りをおこなっていたS様の家づくり計画は、当初から苦労の連続であったそうです。「ハウスメーカーの担当者にも土地探しをお願いしていましたが、納得のいく土地を紹介して頂けたところはありませんでした。『土地は無い』、『予算は無い』では、やはり真摯な対応を求めるのは無理だったのかも知れませんね。」
そこで餅は餅屋が一番だと感じたS様は、不動産業者を巡り、自身でもインターネットを活用して土地を調べたと言います。
その一方で、結局土地はタイミングという要素が大きいとも・・・。「実際今回契約した土地は、実家でたまたまネットを調べていたところ、新しい情報が掲載されているのを見つけて・・・。日も落ちかけていましたが、その場から近かったので、すぐに見に行ったんですよ。最寄の駅からは徒歩2分という好立地で、まさに希望通り!大満足です。」
大手メーカーでの注文住宅という選択肢。
ご主人がとにかくこだわったという1階トイレ
ハウスメーカーは積水ハウスを入れて軽量鉄骨系を3社検討されたS様。「私(奥様)の実家が、『昔から大地震が来ると言われている東海地方(笑)』にあったので、築30年ほどの家に住んで居た時は不安で・・・(汗)。その時の想いが強くて、建替えには地震に強いイメージを持っていた鉄骨メーカーを中心に選んだんです。」
大手ハウスメーカー以外はまったく考えていなかったのでしょうか?との問いには、「工務店さんは見積りすら取っていないですし、建売も考えていませんでした。マンションは管理費を含む 『月々の費用』 を懸念していたので考えなかったですね。」とご主人。
大手ハウスメーカーでの注文住宅という選択肢はとてもスムーズだったようです。
選定要因は『縁』と『円』
ダイニングの一角に設けたワークスペース
最終的には積水ハウスで決められましたが、何か大きな決定要因があったのでしょうか?「2・3年前に弟が積水ハウスで建てたことは要因のひとつだと思います。アフターメンテナンスについて弟から色々と聞いていたので、良さそうだという印象を受けたんですよね。」「他には積水ハウスの制震システム『シーカス』ですね、以前から興味がありましたが金額が心配で躊躇してまして・・・。」やはり 『縁』 も 『円』 も重要だったというお二人。
シーカスの効果について尋ねると、「正直効いているのかなぁ?という感じです。」とご主人。「でもまだ、大きな地震が来たこともないので、分かりません。」という奥様のテンポの良いフォローも飛び出しました。
家のすぐ裏にコンビニが出来たのは嬉しいものの。
お姫様の遊び場を兼ねた、ゆとりのリビング
1階はLDK、2階は水回りと3部屋という配置のS様邸、こだわられたポイントはどこでしょうか? 「リビングダイニングキッチン(LDK)は、空間としてとにかく広く取りたいと思っていました。そして昔から2階にお風呂のある生活がとても便利だったので、1階はLDKのみにしたんです。」
ご主人が続けます。「あとはリビング階段ですかね。娘なので、必ず1日に1回は顔を見たいですし・・・。すぐ裏に出来たコンビニに、ふらっと夜中に外出されても困りますから、悪さ出来ないようにね(笑)」と、娘を持った父親の胸のウチを語って頂きました。
最後に家づくりについての満足度を伺うと、「100点満点です。」と満面の笑み。ご家族の幸せな雰囲気にピッタリの家に出来上がったようです。