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住友林業の家は、冷暖房設備だけに頼るのではなく、こうした知恵や工夫を　"涼温房"　という考え方として、現代の住まいにふさわしいかたちで活かしています。

地震などの水平方向の荷重に耐える為の耐力壁を必要としない、柱と梁を剛接合した構造です。 高剛性・高耐久であるのはもちろん、長方形状のビッグコラムの使用により、室内に柱型が出ないすっきりとした大空間を実現します。

「地震エネルギー吸収パネル」は、地震エネルギーによる建物の変形を一般の筋かい工法に比べ、最大約70％抑えます。
構造を支える耐力壁としての役割も兼ね備え、エネルギー吸収部材を用いた耐力壁として、日本で初めて壁の強さを表す　『壁倍率5.0』　を実現しました。

ビッグコラムは、住友林業が独自に開発した、長方形状のエンジニアリングウッド（集成材）です。
剛性が高く、高精度の構造計算を行うことが可能なので、耐力壁を必要としない、ラーメン構造を木造住宅で実現します。

「樹種の魅力を空間に」　それぞれに個性のある樹種や注目の新素材・竹など、自然素材ならではの魅力にあふれる部材で空間を演出します。

将来の可変プランを可能にする“スケルトン・インフィル”BF構法は構造（スケルトン）と内装・設備（インフィル）を切り離してプランニングできる“スケルトン・インフィル”の考え方を導入。将来の可変性に優れ、資産としての価値を維持することにつながります。