床材の種類 ~その20 コア材~
こんにちはタムタムです。
本日も床材についてお話させて頂きます。
【コア】 (アカシア科の常緑高木)
コアの木はハワイにしか自生せず、
かつて王族に珍重されていて 『神の宿る木』 として知られていたようです。
コアはハワイ語で 『強い』 という意があります。
コアの樹齢は400年と言われ、
成木に成長するまで40~50年の歳月を要し、
ハワイ島の標高1000メートルの丘陵地地帯に多く生息しています。
長い年月の間に強い風雨によって不規則な形状に育つため、
年輪の一定でない、様々な木目模様も特徴的です。
↑深い色合いと黄金に輝くその艶はコア材の育つ環境にあります。
薄い茶色を地に、暗褐色や赤褐色のストライプ模様が入ることが多く、
角度の照り具合によって輝き度合いが異なることから、最高級木材
として認識されています。
現在は採取に制限があるので希少価値が高くなっています。
◆おまけ◆
↑ビッシリと入ったその木目は通称『カーリー・コア』と言われています。
楽器を弾くだけでなく、鑑賞用のコレクションにも最適ですね。
次回は 【ブビンガ材】 についてお話させて頂きます。お楽しみに。
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