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た行

超便利!セレシスの家づくり用語集

 た行

※用語解説末尾にある[ハウスメーカー名]はハウスメーカー特有の用語です。

icon ターンバックル
支持棒や支持ワイヤーロープの長さを調節する器具。構造物の引き締めに使います。

 

icon ダイアフラム
構造用木材の枠組みと構造用合板を一体化したパネル。力が一点に加わっても、面全体に分散させることで強さを発揮します。

 

icon 第一種住居地域【だいいっしゅじゅうきょちいき】
都市計画法で都市計画区域に適用される用途地域のひとつ。住居に適する地域としての環境を保護・維持するために定められた地域で、大規模な店舗や事務所などが制限されます。

 

icon 第一種中高層住居専用地域【だいいっしゅちゅうこうそうじゅうきょせんようちいき】
都市計画法の都市計画区域に適用される用途地域のひとつで、中高層住宅の良好な住環境を保護することを目的に定められた地域です。建築基準法により建築できる建物用途が規定されています。

 

icon 第一種低層住居専用地域【だいいっしゅていそうじゅうきょせんようちいき】
都市計画法で都市計画区域に適用される用途地域のひとつで、低層住宅の良好な住環境を保護するために定められた地域です。建築基準法で建物用途が規定されており、店舗は店舗併用住宅のみが建築できます。建物の高さや外壁後退距離などにも制限があります。

 

icon 耐火建築物【たいかけんちくぶつ】
主要構造部が鉄筋コンクリ-トなどの耐火構造で造られた建築物をいいます。

 

icon 耐火構造【たいかこうぞう】
壁、柱、床、梁、屋根、階段などの主要な構造部分が、一定の耐火性能を持った構造のものをいいます。通常の火災が起きて30分から3時間以上(箇所により異なる)、建物が倒壊したり延焼したりしない性能が求められます。一般的には鉄筋コンクリート造、レンガ造、コンクリートブロック造などの建物が該当します。

 

icon 耐火被覆【たいかひふく】
鉄骨造の骨組を火災の熱から守るために、耐火・断熱性の高い材料で鉄骨を覆うことを指します。鉄骨造は基準の耐火被覆を施すことにより耐火構造とみなされます。

 

icon 耐震改修【たいしんかいしゅう】
1981年の新耐震設計法の導入以前に作られた建築物で、不特定多数が利用する建築物(3階建て以上、床面積1000平方メートル以上)の所有者は、耐震診断をして必要な耐震補強の努力義務が課されました。

 

icon 耐震構造【たいしんこうぞう】
一定条件の地震に耐え得るよう設計された構造をいいます。建築基準法による最新の耐震基準が1981年に制定され、建設省通達でも地震などに対して強い建物を目指した指導方針が1995年に出されました。

 

icon 耐震診断【たいしんしんだん】
既存建物の地震に対する安全性を調査、診断すること。地盤や基礎の状態、建物の構造、形、壁の配置、壁量、筋かいの有無、建物の老朽度などで診断します。耐震診断の助成を実施している自治体もあります。

 

icon 耐震性能【たいしんせいのう】
建築物が揺れにどれだけ耐えられるかという安全性を表したものです。柱や梁の強さや粘り、耐力壁の量など様々な要因が関係します。住宅の性能表示で重要な項目のひとつです。

 

icon 第ニ種住居地域【だいにしゅじゅうきょちいき】
都市計画法上で都市計画区域に適用される用途地域のひとつで、おもに住居の環境を保護する目的で定められた地域です。建築基準法で建築してはならない用途が規定されていますが、大規模な店舗や事務所などは認められています。

 

icon 第ニ種中高層住居専用地域【だいにしゅちゅうこうそうじゅうきょせんようちいき】
都市計画法で都市計画区域に適用される用途地域のひとつ。おもに中高層住宅の良好な住環境を保護するために定められた地域ですが、第一種中高層住居専用地域より制限がゆるくなっています。建築基準法で用途が規定され、一定の利便施設は建築が認められています。

 

icon 第ニ種低層住居専用地域【だいにしゅていそうじゅうきょせんようちいき】
都市計画法で都市計画区域に適用される用途地域のひとつで、おもに低層住宅の良好な住環境を保護するために定められた地域です。建築基準法で建物の用途が規定され、小規模の店舗が認められています。建物の高さに制限があります。

 

icon 太陽光発電【たいようこうはつでん】
南向きの屋根など日当たりの良い場所に設置した太陽光電池で太陽エネルギーを電気に変えます。環境に優しいエネルギー源として、研究段階から実用化に移行しつつあります。

 

icon 大理石【だいりせき】
石灰岩の変成岩。さまざまな色調や模様があり、内壁や床などに多く用いられます。緻密で強度が大きく吸水性が小さいのが特徴ですが、耐酸性や耐火性に乏しいのが難点です。

 

icon 耐力壁【たいりょくかべ】
建物の自重を支え、地震力や風圧力などの水平力に抵抗させる目的でつくられた壁を指します。建物の構造上重要な要素で、間仕切壁などと区別され、リフォームの際にも撤去できません。

 

icon ダインコンクリート
現場で打設する従来のコンクリートとは異なり、内部に気泡を持つ積水ハウス独自の軽量コンクリートで、厳重な品質管理のもとで外壁パネルとして生産されるPC(プレキャストコンクリート)の1種です。ダインコンクリートの特性は、一般の軽量コンクリートALCと大きくことなり、多雨・多湿な日本の気候風土に必要な耐水性能にあります。内部に独立気泡を形成することで耐水性、耐湿性、断熱性など優れた性能を発揮。結果的に耐久性持続を確保できます。[積水ハウス]

 

icon 高さ制限【たかさせいげん】
建物の周辺の住環境を守るために、用途地域ごとに建物の高さの上限が定められています。高さ制限には、絶対高さ制限、斜線制限日影規制に関する制限などがあります。

 

icon タフパネル
製鉄所から副産物として発生する「スラグ」や火力発電所などから化学的に副生される「せっこう」をベースに最先端のリサイクル技術によって開発された住友林業の「人と地球にやさしい」エコマテリアル製品。耐力の検証試験では、改正基準法の新評価方法でも余裕を持ってクリア。大壁で壁倍率2.5(真壁で壁倍率2.4)を達成しています。[住友林業]

 

icon ダブルシールドパネル
三井ホームが屋根材として標準採用している高性能構造断熱パネル。卓越した断熱性能を発揮する発泡成型ポリスチレン(EPS)を芯材に、成長の早い広葉樹のチップを集成した面材(OSB)を両面に接着した、環境にやさしいサンドイッチ構造の先進建築部材です。[三井ホーム]

 

icon ダブルネイル工法【ダブルネイル・こうほう】
クロスパネルの接合強度をさらに高めた工法。建築基準法の壁倍率5を上回る5.9倍を加力実験で確認しています。[住友林業]

 

icon タルカス
TARCAS(TAISEI Air Refreshement Circulation Advanced System) 外気の埃や花粉などを取り除き、きれいな空気にして室内に取り入れ、屋内の汚れた空気は、一部を排気口から排気し、一部は空気清浄装置を通して再利用。家の隅々にまで快適な空気環境を実現する大成建設ハウジングの循環型換気システムです。[大成建設]

 

icon 断熱材【だんねつざい】
熱をさえぎる特性をもつ材料のことです。無機繊維系(グラスウール、ロックウール)、発泡プラスチック系(フォームポリスチレンなど)、木質繊維系(セルロースファイバーなど)のほか、綿や羊毛といった自然素材を使ったものもあります。

 

icon 断熱サッシ【だんねつサッシ】
一般に熱貫流率が3.5W/平方メートル・K以下のものを指します。二重サッシをはじめ、複層ガラス(ペアガラス)を用いて断熱性と気密性を高めたアルミサッシ、プラスチック樹脂製サッシなどがあります。

 

icon 違い棚【ちがいだな】
床の間の横側に設置する飾り棚のことです。

 

icon 地下室【ちかしつ】
天井までの高さの1/3以上が地下にある部屋をいいます。居室として使うには ドライエリアと呼ばれる空堀設置が必要です。最近では工場生産のユニット式地下室も製品化されています。

 

icon 地下計画【ちかけいかく】
ひとまとまりの街区で、その地域にふさわしい特徴をもった街づくりを行うために設けられた制度。スプロール化の防止や環境保全を目的にした都市計画のひとつです。地区計画、住宅地高度利用地区計画、再開発地区計画、沿道整備計画、集落地区計画の5種類があります。

 

icon 蓄熱式床暖房【ちくねつしきゆかだんぼう】
熱容量の大きい物質であるコンクリートやモルタルに熱を蓄熱し、その輻射熱を利用する暖房方式です。エアコンなどの空気暖房と比べると輻射により体の芯から暖かく、また室内温度が低くても快適なため冬の過乾燥を防げます。数時間の蓄熱で1日中放熱をするためランニングコストが非常に安いのも大きなメリットです。[ウェルダン]

 

icon 地耐力【ちたいりょく】
地盤がどの程度の荷重に耐えられるか、沈下への抵抗力がどのくらいあるかを示す指標。建物の種類や形状、地下水位、地中の土質などによって変化するため総合的な判断が必要で、建物の建築には地耐力に応じた基礎構造を採用しなければなりません。

 

icon 地名地番【ちめいちばん】
土地登記簿謄本に記載されている地番のこと。住居表示とは異なります。

 

icon 通気層【つうきそう】
建物の耐久性の低下につながる内部結露などを防ぐため、壁内部の湿気や熱気を排出するために壁内部に設けられた空気層の通り道のことを言います。

 

icon ツーバイフォー工法【ツーバイフォーこうほう】
米国で生まれた工法で、建物の骨組に断面2インチ×4インチの部材を多く使用することからこの呼び名がつきました。日本では「枠組壁工法」といい、規格化された構造用製材でつくられた枠組みに、合板などの面材を張ったパネルで床や壁、屋根を箱状に構成する工法です。使用部材の種類が少なく、接合は釘や専用の金物で比較的簡単に行えるため工法がシステム化され分業しやすいことが特徴で、工期の短縮や優れた耐震性・耐久性、高い気密性・断熱性を実現できる、合理的な工法です。

 

icon 付け柱【つけばしら】
構造的に意味を持つ柱ではなく、意匠として設置した柱。鉄筋コンクリート造りの和室や、大壁造りの和室などに多く見られます。

 

icon 坪単価【つぼたんか】
土地や建物などの1坪(約3.3平方メートル)あたりの価格のことです。

 

icon DS(ディー・エス)【ダクトスペース】
建物内部の冷暖房や換気に必要な冷風や温風を、各部屋へ送風するダクトを納めた空間をいいます。

 

icon DSウォール【ディー・エス・ウォール】
セメントを主成分にし、オートクレーブ養生(高温高圧蒸気養生)を施した高品質なセラミック系外壁材。厚さは25ミリ。[ダイワハウス]

 

icon DCウォール【ディー・シー・ウォール】
セメントを主成分にし、オートクレーブ養生(高温高圧蒸気養生)を施した高品質なセラミック系外壁材。厚さは16ミリ。[ダイワハウス]

 

icon Dパネル【ディー・パネル】
構造用合板と同じ2.5倍の壁倍率を保ちながらも、従来の構造用合板と比べて、約4倍の透湿性を誇る耐力壁。クロスパネルとともに、壁倍率が高いため、設計の自由度が広がり、大きな開口部が実現できます。[住友林業]

 

icon Dフレーム【ディー・フレーム】
高強度金物と品質の安定した構造用集成材を、高精度な機械加工で品質を保たせながら組み合わせた、ダイワハウスの木造3階建て用構造体のこと。大開口や大空間をとりやすいメリットをもっています。[ダイワハウス]

 

icon D-COMS接合【ディーコムス・せつごう】
接合部の強度を高める金物工法のことでダイワハウスの木造住宅で採用しています。従来の補助金物ではなく、構造用部材として開発された高性能の接合金物で、柱・梁をジョイント。接合部の強度と安定した性能を実現します。[ダイワハウス]

 

icon ディスポーザー
台所の流しの排水口の下部に取り付ける器具で、生ゴミなどを自動的に機械で粉砕して水と一緒に排出します。

 

icon 抵当権【ていとうけん】
融資に際して融資金の担保に出された物件について、債務者が返済不能になった場合に債権者が確保できる権利をいいます。

 

icon 鉄筋コンクリート造【てっきんコンクリートぞう】
圧縮力には強いが引張力にもろいコンクリートを、引張力に強い鉄筋で補強した構造をいいます。耐久性、耐火性、強度に優れた経済的な構造として、中高層建築で多く採用されています。

 

icon 鉄骨造【てっこつぞう】
鉄の持つ靭性により、地震に強いとされる構造で、一般にS造と呼ばれます。店舗から超高層のマンション、オフィスビルまで幅広く利用されています。

 

icon 鉄骨鉄筋コンクリート造【てっこつてっきんコンクリートぞう】
主体構造は鉄筋コンクリートで、内部にH型鋼を配して、さらに強度を高めたコンクリート構造。

 

icon 天空率【てんくうりつ】
敷地が面する道路の向い側の境界線上から見て、建物の見付け面積が全天空に占める割合のことです。簡単にいえば、建物の前に立ったときどれだけ空が見えるかということですが、一定の条件内に収まれば高さ規制を超えてもよいこととなり、近年、注目されるようになってきました。

 

icon 天井高【てんじょうだか】
床の面から天井の面までの高さのこと。居室は2.1m以上が必要と規定されています。

 

icon 天袋【てんぶくろ】
天井面に接した戸棚のこと。押入の上部などに作られます。

 

icon 天窓【てんまど】
屋根に設けた窓を指します。上部からの採光が目的でトップライトと同義語です。

 

icon 道路斜線【どうろしゃせん】
都市計画区域内では道路面の日照などを確保するため、建築物の高さを前面道路の反対側境界線を起点とする一定こう配の斜線の範囲内に収めなくてはならない、という規制があります。この規制を「道路斜線制限」と呼びます。こう配の数値は住居系地域かそれ以外かで異なり、さらに、容積率の制限に応じて、前面道路から一定以上離れた部分については制限から除外されたり、2本以上の前面道路がある場合にも緩和規定があります。

 

icon 道路幅員【どうろふくいん】
道路の幅のことで、建築基準法では車道、歩道または植樹帯などを合わせた幅員を指すと規定されています。電柱などは原則として道路幅員外へ設置することになっています。建築物を建てるときは幅員4メートル以上の道路に面していることが条件です。

 

icon 通し柱【とおしはしら】
木造2階建て以上で土台から軒桁まで1本で通した柱のこと。構造的に重要な役割を持つ柱で、他の管柱より太いものが用いられます。隅柱をはじめ、要所に設けられます。

 

icon 都市計画法【としけいかくほう】
「都市の健全な発展と秩序のある整備を図り、国土の均衡ある発展と公共福祉の増進に寄与すること」を目的として昭和43年に施行されました。

 

icon トップライト
天井(屋根)に取り付ける採光窓。「天窓」「スカイライト」ともいいます。基準法上では、天井からの採光は垂直な窓からに比べて同一面積なら3倍の効力があるとされているため、採光の足りない居室に設けることもあります。合成樹脂製のドーム型アルミサッシや木製サッシがあり、通風や換気のため開閉できるタイプもあります。

 

icon トバモライト結晶【トバモライトけっしょう】
ヘーベルの製造過程で、気泡や細孔の表面に豊富に生成し、強度に優れ、熱や水で化学変化を起こさない、物性的に安定した板状結晶構造体です。[旭化成]

 

icon 土間コンクリート床【どまコンクリート】
土間コンとも略称されれ、地面に砂利や砕石を敷き詰めて固め、その上にコンクリートを打った床をいいます。玄関や土間床に用いられる場合が多く、ひび割れ防止のため鉄筋を入れるケースが普通です。

 

icon 土間床【どまゆか】
建物の内部で土足のままで利用できる床部分をいいます。

 

icon 土間床工法【どまゆかこうほう】
基礎の工法の一種で、地盤面に直接防湿コンクリートを敷設し床下からの湿気を完全に遮断する工法です。特徴としては、@床下からのシロアリの侵入が防げる、A地熱をダイレクトに利用できるため床が夏は涼しく冬は暖かく感じられる、B耐震性に優れている、C基礎を低く抑えられるため、屋外との段差が少なくできると共に北側斜線や道路斜線等の制限もクリアしやすい、といった点が挙げられます。[ウェルダン]

 

icon ドライエリア
地下室の採光や換気、防湿のために、地下室の外壁に沿ってつくる空堀のことです。

 

icon トリプルウォール・トリプルルーフ
断熱材EPSを構造材OSBで挟み込んだ3層構造で優れた遮熱効果と高い強度を誇る、壁・屋根用の断熱構造体です。[大成建設]

 

icon トリプルコンバインドシステム
建物の重要な骨格である軸組(柱)を、2つのパネルフレームで両側から挟み込んで一体化した、ダイワハウス独自のシステム。軸組みと耐力パネルを併用したダイワハウスの基本構造から生まれた耐震システムです。[ダイワハウス]

 

icon トリプルモノコック構造【トリプルモノコックこうぞう】
構造材の間に断熱材をはさんだ3層仕立ての「トリプルウォール」「トリプルルーフ」を用いて、壁・屋根・床・基礎を強固に一体化し、外断熱効果を発揮し、建物全体が高断熱・高気密の「モノコック構造」。[大成建設]

 

icon ドレイン
屋根やバルコニー床などに設けられる排水用の金属物。取り付ける箇所によってルーフドレイン、バルコニードレイン、フロアドレインなどと呼称されます。
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