超便利!セレシスの家づくり用語集 |
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※用語解説末尾にある[ハウスメーカー名]はハウスメーカー特有の用語です。
- 内部結露【ないぶけつろ】
- 室内の水蒸気が壁の内部に浸入し、外気温の影響で壁内部で結露することをいいます。建物の耐久性を低下させるため、壁内部に防湿層を設けて水蒸気の浸入を防いだり、通気層を設けて浸入した水蒸気を排出するなどの対策が必要になります。
- 軟弱地盤【なんじゃくじばん】
- 戸建住宅の場合には明確な定義はないものの、1平方メートルあたり地耐力が30kNに満たない地盤を指すことが多いです。
- 納戸申請【なんどしんせい】
- 窓などの開口部が不足して採光や通気性が確保されていなかったり天井高が低いことから、建築基準法の「居室」の基準に適合しない部屋を「納戸等」と表示して建築確認申請をする場合があります。「サービスルーム」あるいは「スペアルーム」の頭文字であるSを用いて、例えば「3LDK」に居室の条件を満たない部屋を含む場合に「2SLDK」などと表記したりします。
- 難燃材料【なんねんざいりょう】
- 建築材料の内、不燃性能に関して、不燃材料、準不燃材料に次ぐ性能を持ったもののこと。通常の火災による加熱で5分間、燃焼せず、防火上有害な変形、溶融、亀裂などの損傷を生じず、さらに避難の妨げになる煙やガスを発生しない建材が該当します。建設省の認定が必要で、厚さ5.5mm以上の難燃合板や厚さ7mm以上の石膏ボードなどがあります。
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2重サッシ【にじゅうサッシ】
- 防音や保温、防寒などのためサッシを二重に取り付け、気密性を高めたものをいいます。サッシ間の空気層が断熱効果をあげ、結露の防止にも有効です。ガラスをペアガラスにするなど2重サッシの機能を1枚のサッシに集約した断熱防音サッシなども登場しています。
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2重床【にじゅうゆか】
- 床の防音、防振、断熱性能、歩行性を高めたり、床下に設備配線や配管スペースを作るために床を2重にしたものをいいます。コンクリートスラブの上に床組をつくり、空気層を設けて床仕上げ材を張る手法が一般的です。
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24時間換気システム【にじゅうよじかんかんきシステム】
- 建築基準法が一部改正され、常時換気が義務付けされたことにより、全ての住居に備わっているシステム。換気扇が回るだけの簡易的なものから建物全体レベルで行う換気システムなど幅広くあります。
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24時間フロアセントラル熱交換換気システム【にじゅうよじかんフロアセントラルねつこうかんかんきシステム】
- 高気密・高断熱の快適な住環境を確保しながらクリーンな空気づくりが行える計画換気システム。下記5つのポイントを備えます。1)24時間:換気は連続運転。ランニングコストも1フロア約26円/日。
2)フロア:換気口を天井に設け、フロア全体を換気。冷暖房機能付きでは、居室と廊下・階段との温度差が心臓に負担をかけるヒートショックを和らげる。3)セントラル:浴室やトイレ以外に居室・廊下でも複数の吹出口が設置可能。
4)熱交換:冷暖房のロスを抑えて換気。 5)換気:高性能フィルターで空気はいつも新鮮。カビ・ダニ対策に有効。[ミサワホーム]
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ニッチ
- 壁の一部を凹状にくぼませた部分。小物の飾り棚などに利用されます。
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日本瓦【にほんがわら】
- 日本の伝統的な瓦。不燃性が高く雰囲気がありますが、重いのと傾斜を強くする必要があります。
- 布基礎【ぬのきそ】
- 建物の壁面に沿った断面が逆T字形の帯状基礎のこと。「布」は建築用語で水平に連続していることを意味します。木造一戸建てでもっとも普及している基礎です。
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ネオマフォーム
- 旭化成が独自に開発した断熱材のこと。100ミクロン未満の極めて微細な気泡で構成され、高い断熱性を誇ります。万一火災にあった場合でも、燃え広がることなく炭化、しかも発生ガスの少ない対熱焼性能にも優れた断熱材です。[旭化成ホームズ]
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熱線吸収ガラス【ねっせんきゅうしゅうガラス】
- さまざまな材料を混ぜて赤外線を吸収するように工夫したガラス。薄い色が付いているものが多いようです。
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熱伝導率【ねつでんどうりつ】
- 物質の熱伝導特性を示す比例定数。数値が大きいほど熱を伝えやすくなります。内部の等温面を通って単位時間に垂直に流れる熱量と、同方向の温度勾配の比で定義されます。単位はW/m・℃です。
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軒【のき】
- 外壁から外側に出ている屋根の部分。軒の出とはこの屋根の出ている部分を言います。
- 軒高【のきだか】
- 地面から軒の敷げたの上までの高さを指します。