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さ行

超便利!セレシスの家づくり用語集

 さ行

※用語解説末尾にある[ハウスメーカー名]はハウスメーカー特有の用語です。

icon サービスコート
物干し場など、さまざまな用途に使える庭のことをいいます。

 

icon サービスバルコニー
物干しや物を置くスペース向けのバルコニー。キッチンや勝手口まわりに設置されるケースが多く、一時的なゴミ置き場、野菜置き場などとして利用されることが多いようです。

 

icon 採光率【さいこうりつ】
建築基準法で居室と認められるための条件のひとつで、有効採光面積(窓など開口部の面積に係数をかけた数値)を部屋の床面積で除して算出します。住宅の居室は有効採光面積が床面積の1/7以上必要となります。

 

icon サイディング
板状外壁材の総称。乾式工法の主要材料のひとつ。セメントを主原料にしたもののほか、断熱材やハードボードなどを芯材に金属板で被覆したものなど、さまざまな製品があります。

 

icon 在来工法【ざいらいこうほう】
柱や梁、筋かいなど木の軸組で建物を支える日本の伝統的な建築工法で、近代の構造力学的な手法も取り入れています。ツーバイフォーなどに比べて間取りの自由度が高く増改築も容易で、木造住宅の主流といえます。

 

icon 左官仕上げ【さかんしあげ】
壁土やモルタル・プラスターといった塗り壁材料を使用して、おもにコテで仕上げたものをいいます。多種類のコテを使い分けることで、いろいろなテクスチュアを作り出せます。

 

icon サニタリー
キッチンを除く浴室、洗面室、トイレなど水まわりの設備を持つ部分の総称です。

 

icon 散水栓【さんすいせん】
庭や外部の散水や掃除用に設置された水栓。外への出入り口近くに設けられることが多く、散水栓ボックスとして埋め込むケースが多いようです。

 

icon 三層アクティブジョイント外壁防水システム【さんそうアクティブジョイントがいへきぼうすいシステム】
建物内部への雨水の浸入を防ぐ、三洋ホームズ独自の三層防水構造。車のタイヤやドアの止水材に使用されている、優れた耐久性能を備えた高耐久合成ゴムを使用しています。コーキング目地と比較すると、耐久性能は大幅にアップ。地震などによる建物の変形が生じた場合でも、三層防水構造がスムーズに追従し、高い防水性を発揮します。[三洋ホームズ]

 

icon サンルーム
陽光を取り込めるように、天井や壁に大きなガラス窓を設けた部屋のこと。観葉植物などを置くために、居間の床の一部を下げてタイルを張ったコーナーはグリーンテラスとも呼ばれます。サンルームに続くテラスの床も同じ仕上材を使い、屋外と屋内の一体感を図ることもよくあります。

 

icon CHS【シー・エイチ・エス】
センチュリー・ハウジング・システムの略。国土交通省の「住機能高度化推進プロジェクト」の一環として、(財)ベターリビングが認定事業をおこなっています。

 

icon CHS住宅【シー・エイチ・エス・じゅうたく】
長期間にわたって快適に住み続けられる住宅を提供するための設計・生産・維持管理にわたるトータルシステムの考え方です。万一の大災害から建物と家族を守る強さ、ライフスタイルや家族構成の変化に対応する可変性を備え、いつまでも快適に暮らせることが、エコロジーにつながります。

 

icon GSフレームシステム【ジー・エス・フレームシステム】
三洋ホームズ独自の構造体。バランスの良いシンメトリーの75o角パイプ柱、高さ250oの大型サイズの梁、角パイプ柱の間に鋼製ブレースを交差させた耐力パネルで構成したシステムです。[三洋ホームズ]

 

icon XEコート【ジー・コート】
ダイワハウスの無機系塗装のこと。従来の塗装面のさらに上から、XEコートというコーティング処理が施され、Si-O(シロキサン)結合という、紫外線の持つエネルギーよりもさらに強いエネルギーで結合したもの。このため、紫外線の影響による塗膜の劣化を防止し、長期間にわたって美しい塗装状態を保ちます。[ダイワハウス]

 

icon Gフレーム工法【ジー・フレームこうほう】
断面積が300cm2以上ある大断面の集成材(ヘビーティンバー)を構造材として、2×4工法に融合させた建築工法。ヘビーティンバーの強度性能に加え、柱と梁の接合部をしっかりと結合させたラーメン構造とすることで、頑強な構造強度を実現。全面開口のガレージや大きな窓が実現できます。[三井ホーム]

 

icon シェルテック・コンクリート
この外壁材はケイ素が多く含まれた、きわめて細かな粘土状原料からつくられます。ケイ素は陶磁器や耐熱ガラスの原料として知られ、優れた耐熱性がら、スペースシャトルの耐熱タイルの主原料にも多く使われています。この優れた性質の原料を、独自の組成配合と高圧真空押し出し方式によって高密度化し、飛躍的な高強度化を達成したのがシェルテック・コンクリートです。[積水ハウス]

 

icon ジオエンジニア
三井ホームの社内資格で、地盤や基礎設計の技術向上と専門家の育成の為に制定しています。[三井ホーム]

 

icon 市街化区域【しがいかくいき】
すでに市街地を形成している区域と概ね10年以内に優先的、計画的に市街化を図るべき区域として都市計画で定められた地域をいいます。都市のインフラ施設として、少なくとも道路、公園、下水道の設置が定められています。

 

icon 市街化調整区域【しがいかちょうせいくいき】
都市計画で「市街化を抑制すべき区域」と指定された地域をいいます。

 

icon 磁器質タイル【じきしつタイル】
タイルの素地を1250℃以上の高温で焼き上げたもの。ほとんど吸水せず(吸水率1%未満)、非常に硬いのが特徴です。内外装のタイルや床タイル、モザイクタイルなどに使われます。

 

icon 敷地境界線【しきちきょうかいせん】
敷地とその隣地や道路、河川、公園などとの境界を示す線。とくに隣地との境は隣地境界線、道路との境は道路境界線と呼びます。

 

icon 軸組【じくぐみ】
柱や梁、桁、胴差、筋かい、をいいます。屋根や2階床の荷重を支えて基礎に伝え、地震や風などの水平力に抵抗する役目を果たします。

 

icon 次世代省エネルギー基準【じせだいしょうエネルギーきじゅん】
1999年に建設省・通産省から告示された「住宅に係わるエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断基準」・及び「設計及び施工指針」。暖冷房・熱損失、換気計画、防湿・気密など、省エネルギーにつながる基準が設けられています。

 

icon 漆喰【しっくい】
消石灰に砂と糊などを混ぜて水で練った日本独自の塗壁仕上げ。城郭や土蔵などによく用いられます。調湿性や断熱性、防火性、可塑性に優れ、内外壁や塀といった建材のほかに、彫塑材などにも使われます。

 

icon シックハウス症候群【シックハウスしょうこうぐん】
シックビル症候群をもじった造語。新築や改築の際に使用された内装材などに含まれる有害な化学物質が、喘息や頭痛といった健康被害を住及ぼすことをいいます。新築症とも呼ばれます。

 

icon 湿式工法【しっしきこうほう】
水でこねた材料を塗り付けて施工する方法。従来からの工法で、仕上がりは良好ですが工期が長くなります。

 

icon 私道【しどう】
民間人や民間企業が所有している土地を築造、保持・管理して道路として使用している部分をいいます。位置指定道路、2項道路、公道以外の開発道路、その他私人にて管理をしている道路に大別できます。

 

icon 地盤面【じばんめん】
建築物が建っている土地の表面のことをいいます。

 

icon 遮音性【しゃおんせい】
窓などの開口部や室内建具などを通して伝わる「空気伝送音」や、上階で物を落したりパタパタと歩く音など、床面で発生する衝撃が下階に伝わる「固体伝送音」を、どの程度遮れるかの性能を指します。

 

icon 斜線勾配【しゃせんこうばい】
建築物の高さ規制の指標となる斜線の勾配。道路斜線隣地斜線があり、この斜線を超えた高さの建築物を建てることはできません。用途地域や自治体によって勾配値が変わります。

 

icon 斜線制限【しゃせんせいげん】
建築物の高さに関する制限です。道路斜線制限と隣地斜線制限、北側斜線制限があります。これらの制限は道路や隣地の日照、採光、通風などの環境を確保するためで、道路や隣地との境界線から一定角度の斜線を想定し、建築物の高さがそれを超えることのないように制限されます。

 

icon 尺貫法【しゃっかんほう】
古くから日本で使われてきた長さの尺度。単位は「尺」「寸」「間」などで1尺は10寸、1間は6尺です。現在でもメートル法とともに必要に応じて使われています。1尺は30.303cmで最小単位の1分は3mmに相当します。

 

icon シャッター雨戸【シャッターあまど】
シャッターと同じように開閉する雨戸。庇を兼ねた窓上部の収納ケースに巻き上げて収納するため、戸袋が不要で外観がすっきりします。電動式と手動式があり、障害物にあたると自動停止したり、シャッターを閉めても採光や通風が妨げられないスリット状のタイプなどがあります。

 

icon 集成材【しゅうせいざい】
ひき板や小さい角材を並行させて接着し、角材のようにしたものをいいます。強度にばらつきがなく、自由な大きさや形にでき、割れや狂いが生じにくいのが特徴で、造作用集成材、構造用集成材、大断面構造用集成材などがあります。

 

icon 住宅性能表示制度【じゅうたくせいのうひょうじせいど】
『新築住宅の基本構造部分に対する瑕疵担保責任期間を「10年間義務化」すること』 『様々な住宅の性能を分かりやすく表示した「住宅性能表示制度」を制定すること』 『トラブルを迅速に解決するための「指定住宅紛争処理機関」を整備すること』 を基本に、良質な住宅を安心して取得できる市場を形成するためにつくられた制度のこと。

 

icon 住宅性能保証制度【じゅうたくせいのうほしょうせいど】
住宅の各種性能の長期保証を目的とした制度で、(財)性能保証住宅登録機構が運営します。登録業者が制度の設計施工基準に従って新築した住宅で、現場審査に合格した住宅には保証書が発行され、引渡しから最長10年間、保証と保険制度が適用されます。不都合が生じた場合は無料で修補が行われ、保証内容について業者と意見が相違するときは、第三者の専門家による保証事故審査会の審査を受けることができます。

 

icon 樹脂複合デュアル断熱サッシ【じゅしふくごうデュアルだんねつサッシ】
外側には耐候性と強度のあるアルミ形材を、内側は熱伝導率の低い樹脂形材を使用する三洋ホームズのサッシ。異なる形状を一体化した樹脂複合構造により高断熱性を実現し、省エネルギーに貢献します。[三洋ホームズ]

 

icon 主要構造部【しゅようこうぞうぶ】
建築基準法による構造上重要な部材のことで、一般的には壁、柱、床、梁、屋根、階段を指します。間仕切り壁や最下階の床などはこれに含まれません。

 

icon 準工業地域【じゅんこうぎょうちいき】
工業系の用途地域のひとつで、火災や公害発生などの環境悪化のおそれの少ない工業の利便を図る地域。「準工」とも略称されます。住宅や学校、病院などの生活利便施設も建築でき、この地域の工場跡地にマンションが建つことも少なくありません。危険物の貯蔵施設などの建築ができるので、住宅地に考える場合は周辺環境をよく調べることが大切といえます。

 

icon 準住居地域【じゅんじゅうきょちいき】
都市計画法上、都市計画区域に適用される用途地域のひとつ。沿道の地域特性にふさわしい業務の利便を図りつつ、これと調和した住環境を保護するために定められた地域、がその定義です。建築基準法により建築できない用途が規定されています。

 

icon 準耐火構造【じゅんたいかこうぞう】
耐火構造に準じた耐火性能を持つ構造をいいます。準耐火性能は壁、柱、梁、屋根などの主要構造部分が、火や熱にさらされても30〜45分は変形したり破壊されない非損傷性を持つ、などの基準があります。→耐火構造

 

icon 準不燃材料【じゅんふねんざいりょう】
不燃材料に次ぐ性能を持ったもののことで、通常の火災による加熱で開始後10分間、燃焼せず、防火を妨げる変形、溶融、亀裂などが生じず、避難の妨げとなる煙やガスを発生しない建材のこと。建設大臣の認定が必要で、厚さ9mm以上の石膏ボードや厚さ15mm以上の木毛セメント板などが該当します。

 

icon 準防火地域【じゅんぼうかちいき】
市街地の火災の危険を防止するための措置が防火地域に準じて必要と、都市計画法で定めた地域。一定規模以上の建物や木造建築、屋根や延焼の恐れのある外壁開口部などについて、建築基準法の規制があります。

 

icon 浄化槽【じょうかそう】
トイレの汚水や台所からの排水を下水道へ直接放流できない地区で、微生物の活動を利用して下水道へ放流できる状態まで浄化する設備のことです。

 

icon 商業地域【しょうぎょうちいき】
商業系の用途地域のひとつで、事務所・銀行・飲食店・百貨店・病院・学校など、商業や業務の利便を増進するために定める地域。また特徴として敷地の高度利用が認めらていますが防災的な構造および設備が課されています。

 

icon Si-O結合【シロキサン・けつごう】
Si(珪素)とO(酸素)とで構成される分子構造で、SiとOの結合しているエネルギーが紫外線により与えられるエネルギーよりも大きいため、太陽光に晒され続けても結合が切れにくく、美しさを長く保ちます。

 

icon シロッコファン
台所に使用されるレンジフードファンの一種。ダクトを通して自由な方向に排気でき、プロペラファンに比べて屋外の風の影響が少ない特徴があります。レンジフードの背面から直接排気できない場合や、外部の風が強い高層マンションなどで多く採用されています。

 

icon 真壁【しんかべ】
柱の見える壁のこと。壁の仕上げ面が柱より下がっており、和室によく使われます。壁体が薄いので筋交いは入れにくい工法です。

 

icon シングルレバー混合水栓【シングルレバーこんごうすいせん】
1つのレバーで水と湯の切り替えや水量が調節できる水栓。温度調節も容易で日々使うことの多い台所や洗面台の水詮に適しています。デザインも多種あり、定温出湯タイプの給湯器と組合せもよく見られます。

 

icon 人工大理石【じんこうだいりせき】
アクリル系やポリエステル系の樹脂を主原料としたもので、大理石の色柄を模した建材。透明感と高級感があり、浴槽やシステムキッチンのワークトップ、洗面化粧台のカウンター天板などによく用いられます。

 

icon 靭性【じんせい】
粘り強さと変形能力。

 

icon 真北【しんぼく】
本当の北を「真北」といいます。磁石が指す北は「磁北」といい、これと異なります。真北は東京では6度50分〜7度東にずれています。

 

icon 新木造ボックスシステム【しんもくぞうボックスシステム】
木軸に加えて、壁、床、天井の6面を高性能パネルで覆い、箱形にした東日本ハウスの標準仕様構造です。[東日本ハウス]

 

icon 水平力【すいへいりょく】
地震力や風圧力など、建物に加わる水平方向の力のことを指します。

 

icon スーパー檜【スーパー・ひのき】
素材に高強度の国産檜を使った住友林業の高性能構造用集成材。施工精度を高めることによって高耐久の躯体を実現します。素材となる檜は、産地から集成工場、建築現場まで品質管理を徹底し、施工品質のばらつきを無くしています。[住友林業]

 

icon Super-Max工法【スーパー・マックスこうほう】
3階建て+地下室という「4層住宅」における、三井ホームの地下工法。[三井ホーム]

 

icon スキップフロア
床を半階分ずらした空間の利用方法をいいます。傾斜している敷地やガレージの上部空間を有効活用する目的でよく用いられます。

 

icon スクリューネイル
外壁と屋根の緊結部分に使用される三井ホームの緊結金物。[三井ホーム]

 

icon 筋かい【すじかい】
地震や強風などの水平力に対抗するため、柱と梁の対角線に入れる斜め材のこと。木造建築では「筋交い」や「筋違い」とも表記され、鋼棒や鉄骨構造の場合は「ブレース」といいます。

 

icon 捨コンクリート【すてコンクリート】
敷地に打つ5cm程度のならしコンクリートのこと。基礎の幅や地中梁などの位置を描くためと鉄筋や、型枠に土を付着させないためのもので、強度は必要とされません。

 

icon ストレススキン効果【ストレススキンこうか】
どの角度から力がかかっても、全体で力を分散する木質パネルの特長のひとつ。[エス・バイ・エル]

 

icon ストレストスキンパネル
フランジ効果により、1枚で最大9.6t(普通乗用車9台分)の重さに耐えることができる高強度の木質パネルです。[エス・バイ・エル、ミサワホーム]

 

icon スパン
構造物を支える支点間の距離のことです。

 

icon スラブ
床版のことで、筋コンクリートの床版を床スラブといいいます。構造強度を確保するには12〜15cm程度で安全ですが、上下階に響く騒音を防いで遮音性を高めるために厚くする傾向にあり、最近では18〜22cmが一般的になっています。

 

icon スランプ
フレッシュコンクリートの軟度試験のこと。試験はスランプコーンにコンクリートを詰め、コーンを上部に抜き取った後の下がりをセンチメートル単位で計ります。大きいほど軟らかいコンクリートであることを示します。

 

icon スリット
背割り。

 

icon スレート葺【スレートぶき】
屋根の葺き方の一種。屋根材料は粘板岩を使った天然スレートと、人工的につくられた住宅屋根葺き用スレートがあり、一般的には後者を指します。後者の形状は平板と波板があり、釘打ち工法の一文字葺が代表的です。

 

icon スロープ
傾斜路のこと。階段に代わる傾斜路は建築基準法では勾配が1/8を超えないと規定されていますが、ハートビル法では勾配1/12と厳しくなっています。

 

icon 制震構造【せいしんこうぞう】
地震の際に、建物内部に設置した制震ダンパーで地震エネルギーを吸収し、揺れを低減しようとする構造をいいます。

 

icon 制震デバイス【せいしんデバイス】
ヘーベルハウスの制震フレームの中央連結部にある高いエネルギー吸収能力を持った構造部。中心部に靭性に富む「極低降伏点鋼」を使用し、自動車がショックアブソーバーとバネの組み合わせで、路面からの振動を吸収するように、地震力を効率よく吸収します。[旭化成ホームズ]

 

icon 制震フレーム【せいしんフレーム】
ヘーベルハウスの制震フレームは、斜材と横材の組み合わせにより、座屈を抑えながら中央部のエネルギー吸収力の高い「制震デバイス」に力を伝達する構造です。[旭化成ホームズ]

 

icon 石綿【せきめん(いしわた)】
繊維状の鉱石で耐火性、断熱性に優れ、断熱材や保温材として長く利用されてきました。発ガン性や大気汚染などの問題で使用が規制され、現在ではノンアスベスト製品が主流となっています。

 

icon 石膏ボード【せっこうボード】
プラスタボードともいい、図面などではPBと表記されます。芯材に石膏を入れ、その両面と側面をボード用紙で被覆した板のことです。耐火、防火、遮音性があり、室内の仕上げ下地として使われます。

 

icon セットバック
都市計画区域内で建築物を建てる場合、建築基準法により道路の幅員を確保するために敷地の一部を道路部分としなければならない場合があります。その供出部分のことをいいます。建築物においては建物の上部を下部よりも後退させることを指すこともあります。

 

icon 接道義務【せつどうぎむ】
都市計画区域内の建築物の敷地は、原則として幅員4m以上道路に2m以上接していなければならない、という建築基準法の規定です。

 

icon セメントボード外装システム【セメントボードがいそうシステム】
無機軽量骨材入りポルトランドセメントを芯材とし、その両面にガラス繊維ネットを埋め込んで補強したセメント系ボードを基材とした、三菱地所ホームの外装システム。塗り壁特有の高級感あふれる風合いを実現。また、耐候性にすぐれ広い範囲の温度や湿度の変化、風雨、凍結融解などに対して高い耐久性を発揮します。[三菱地所ホーム]

 

icon セラプラスシステムウォール
鉄骨の外側に断熱材を貼り付けるというダイワハウス独自の工法による、外張り断熱通気外壁のこと。「外張り断熱材(高密度グラスウール)」と「充填断熱材(高性能グラスウール)」の多層構造により、建物の断熱性を大きく向上。また、外壁材の内部に通気層を確保することで、建物の寿命を縮める壁体内の結露発生も制します。さらに、外壁面と通気層面の両方に止水処理を施すことで高い防水性を確保。断熱、耐久、防水という3つのテーマを大きく進歩させ、長く信頼できる性能を発揮します。[ダイワハウス]

 

icon セラミックス
陶磁器やガラス、ホーローなど窯業製品の総称。ギリシア語の「陶器」が語源です。

 

icon セルロースファイバー
木材を主原料とした木質繊維系の断熱材のこと。繊維がもつ無数の空気胞と繊維の絡み合いで生じる空気層により、断熱効果や吸放湿性に優れています。吹き込み工法が主体で天井裏や壁、床下などに用いられます。

 

icon 背割り【せわり】
芯持ち材が乾燥・収縮によって割れて変形するの避けるため、あらかじめ鋸目を入れることをいいます。

 

icon 全館空調システム【ぜんかんくうちょうシステム】
ダクトを通じて24時間365日、住まいのすみずみまで冷暖房を行き渡らせるとともに、新鮮な空気を室内に供給するシステム。

 

icon 洗濯機パン【せんたくきパン】
FRPを一体成型した洗濯機の受け台。水が床に流れ出ないよう四角形状で、底面に排水ホースを接続する排水口がついています。

 

icon セントラルクリーナー
一般の掃除機のように、排気によって埃やダニ、カビの胞子などを部屋にまき散らすことなく、家の中に設けたダクトにゴミを送り、直接屋外に排気するシステム。モーター部分は室外にあるので、室内での音は吸い込み音のみです。

 

icon セントラルヒ−ティング
ボイラ−を設置して各部屋に温風や冷風を送り、家全体の暖冷房を図るシステムです。

 

icon 前面道路【ぜんめんどうろ】
建築物の前面にある道路。建築基準法では、原則として幅4m以上の道路に2m以上接していなければならないと定めています。法制定以前の道路で4mに満たない道路については、例外的に道路として認められていますが、新しく建物を建てる場合には、道路の中心線からそれぞれ2m後退させたところが道路境界線になります。

 

icon 造成
宅地にするために農地や林地などの形状の変更をすることをいいます。とくに傾斜地を宅地に造成する場合は、元の地面を切り取る「切土」部分と元の地面に新しく土を盛り上げる「盛土」部分が生じるため、十分な対策が必要になります。切土部分と盛土部分では地盤の硬さが異なり、沈下が起きやすくなるためです。

 

icon 塑性
外力を加えると大きく変形し、その力を取り除いても変形が残る性質のことを指します。
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